シュガー&シュガーzakki

20.10.21

先々週くらいから見始めました。サカナクションの音楽実験番組です。

どうかなーっと思っていましたが、今週はとくに面白かったです。確か、「音楽とファッションの乖離性に関する考察」とか何とかいうテーマで、要はこのファッションの見た目の人はこのアーティスト好きだろうと、スナップ写真を基に、勝手に予想しあうことを2人で対局形式で行うわけです。それを“シュガシュガ将棋”と呼んで興じており、視聴者もテレビ越しに予想しながら参加して、わかるわ〜好きそうだわ〜とか共感する流れです。ややシニカルでした。乖離という表現であれば乖離性は乏しく、むしろ親和性であれば多分に感じると言いたいところなんでしょうね。

これが強迫観念になると、具合が悪いです。そして書いている今、自分もそれに屈してしまっていたことに気づいてしまったので、具合が悪い例として、ここで正直に書いておこうと思います。

公称の、初めて買ったCDはスーパーカーのハイビジョンです。ウソです。本当は違います。カッコよく思われたくて、つい出来心で…。本当は、B’zのめっちゃ金ピカのベスト版です。当時、日本一だったかとても売れていて、そんな売れているのなら、どれどれ一つでも…というので、B’zをそれまで全く知らなかったのに、何故か買いました。何ならその次の銀ピカ版も持っています。時期としては、スーパーカーが中2か中3で、B’zのベスト盤は小学校高学年のときのはずです。そんな記憶がふんわり蘇ってきました。色々と失礼な態度でした。すみません。カッコいいに決まってます。

書けば書くほど鮮明に。“LADY NAVIGATION”からの“太陽のKomachi Angel”が最高に好きでした。おそらく、まだカセットテープの時代、MDの到来前です。車にCDが付いていなくて、カセットテープに入れて車での家族旅行のときに、よく聴いていたはずです。そういう幸せな像とくっついて離れない音楽は、自分にとって一番であることは間違いはずです。最近、店でどんな曲を流そうか迷い始めて、ラジオか無音で営業していましたが、ようやくあの空間に何を流すべきか気づけました。

店に無いとすると、家にも無いはずで実家に置き去りです。カッコつけてて本当にカッコ悪いですね。そういうことを、幸せな記憶の堆積を無碍にしてはいかんですね。次に実家に帰ったときは回収して、店で流します。

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