熟成zakki

21.11.17

ほぼ積読状態が10年、ようやく読み終わりました。3次元を操るときに、どうしてもフィールドとしては4次元が出てきて、そうなるとそれは正確なイメージとして頭では転がすことが出来ないため、その辺でいつも折れてしまいます。それで、あれよあれよと10年以上たってました。読み終えて、2007年のNHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか 天才数学者の失踪の謎」をリアルタイムで観た人間としては、あの時の内容はちょっと煽ってるなぁとかが分かって良かったです。やっぱり何でも、歴史の延長線上にあって、本当のほんとにいきなり真新しいものが生まれたおかげで解決されたわけでは無いことがわかりました。4章くらいまでの多様体の準備みたいなものがどうしても障壁にはなり得るので、その辺を行ったり来たりしながら読むといい感じです。

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