頂き物zakki

20.10.21

全集頂いたのに、読めていませんでした。本棚のコク出し要因になっていました。

ようやく手が空いたので、一番気になった「物と美」から。小林秀雄の直覚と分析に近い、ほぼ同じかな、そういう話です。常に直覚から始めなさいよ、と。分析からは直覚に至りませんよ、と。

この本では「もの」と「こと」と表現していましたが、この表現がそのまんま現代にカッチリ当てはまりますし、そのおかげもあって読みやすいです。読みやすいというのは字面を追いやすいという意味でして、本当に理解し得ているのかは私も分からないです。そういう意味では難しいです。

確かに好きという言葉が指すものが外からの観察か、内に入っての戯れか、それはいつも気にしています。

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