アーカイブ:10月2017

本日15時から開店します。
営業案内

17.10.18

ご迷惑をおかけします。本日は15時から開店します。仕入れの打ち合わせで、ちょっと外します。何卒ご容赦くださいませ。

修理品
修理とメンテ

17.10.16

修理完了です。型直し、歪み直しで済んでいますから、大事には至っていませんでしたが、それなりに時間かかりました。

コマ自体も曲がっています。それもあって稼動部のピンが閉じ切っていませんでした。こういうブロックパーツは、力を込めて曲げると、急にもげたりしますから気をつけなくてはいけないです。

金張りの剥がれもなく、それなりに良い状態だと思います。

スペースエイジ感
ヴィンテージのメガネ

17.10.15

ドイツフレーム。堅牢さ抑えめな、綺麗なフレームです。黒もあって、それも中々重厚感抑えめで良いです。

ツーブリッジ
ヴィンテージのメガネ

17.10.15

ツーブリッジのメガネ。70年代の日本です。サンプラチナ製。

ほぼほぼ、ローデンのトロの形です。そのなんちゃって感がまた良いです。

レンズサイズ52ミリの鼻幅15ミリなので、日本人の男なら過剰に大ぶりにもならず、かと言って窮屈にもならず良いサイズ感だと思います。

様になってきました
雑記

17.10.14

頂き物。のっぺりした置物と、壁以外照らせないスタンドライト。どちらも、意味の無さ具合がいいですね。それが一点ものではなく、ある程度のボリュームで作れたということが面白かったり、羨ましいところであります。自分のメガネにも通ずる、いい物を頂きました。ありがとうございました。

はじめから、この部屋を見て今の配置や置きたいものが頭に浮かんだわけではありません。大物棚を一つ勢いで買ってみたところから、自然に集まり始めた物や、たまたまその辺にあったものや、頂いた物を置き始めていたら、何となく形になりました。これをどうしても置きたい、こういう空間にしたいというイメージが予め無かったので、まさか最終的に、この店がこうなるとは思いませんでした。それ故に自分だけで作った感覚は無いですね。自分以外の要素が混ざった、ごちゃごちゃしているけど落ち着く感じだとは、自分は思っています。自分の好きな空間というものを、初めて持つことが出来ました。ありがとうございました。これからも、ごちゃごちゃさせていきます。それと居心地の良さが噛み合うように努めます。良い検眼には必須ですからね。

加えて、そろそろメガネも充実させないとですね。

なくす なくなる
雑記

17.10.10

なんとなくですが、なくすは喪失に対して悲観している感じであり、なくなるは喪失に対して迎合している感じでしょうかね。

紹介の紹介になってしまいますが、鷲田清一さんの本の一節を思い出しました。

「そうありえたかもしれないじぶんをつぎつぎと棄てていくことで、はじめて<じぶん>になるということ…(じぶん・この不思議な存在)」

悲しいのか嬉しいのかはそれぞれですが、結果として、そんなに悪いものじゃないってことでしょうね。

週二
雑記

17.10.08

完全にメガネの話ではありません。周辺案内です。

店から徒歩5分くらいの距離に、やぶそばさんという蕎麦屋さんがあります。店から西にCBCまで歩き、そこから北へ歩きます。錦通のコメダに向かう感じです。そしてコメダの先、喫茶山路(ここも抜群に良いです)を越えますと、その蕎麦屋さんがあります。

美味しくて、週二回行きました。木曜日と今日。もう節制です。そばの喉越しはもちろん、かき揚げの繊細さも惚れました。タレがしっかりとかかっていても、三つ葉のサクサク感が生きています。

そして、これは何も確認していないのですが、多分20年くらい前にパルコと松坂屋の間くらいにあった店じゃないかなと。店前にある看板に見覚えがあります。こじんまりとした、雰囲気のいい店だったと覚えています。立ち退きを迫られているとか何とかで、無くなる前に行こうという家族間の会話の流れだったはずです。

この前は、お客さんと食べ物と記憶の話になりましたが、それに近いなと、そんなことを考えながらソバを食べていました。

自分の脳みそに貯めてある記憶だけでは、忘却したり改竄したりして心許ないですし、ソフトでもハードでも保存したとして、それを引き出す行為ごと忘却してしまいます。ですから、自分とは別に、物とか店とかが存在してくれていて、それに接する度に、記憶がフワッと立ち昇るのは良いもんだなと感じました。

サーモント
ヴィンテージのメガネ

17.10.06

お客さんのメガネ。ローデンのリチャード風です。こっちのメッツラーのサーモントの方が、実寸で50◽︎19くらいのサイズ感なので、大きすぎずにスッキリと掛けられると思います。標記は52◽︎18でした。

元々が過矯正のPDの狭めでしたので、今回は度数を緩め、緩めた分だけ目と目が開くのを、プリズムでカバーしたという感じです。性能としてはザックリそんな感じですが、物理的にはレンズを薄く仕上がるように、そもそもの要素を見直しました。

これで、赤レンズテスト等々の結果の改善、つまりは融像力の向上が見受けられば狙い通りです。普段は1.70や1.74の高屈折レンズを使っているようでしたが、1.60で問題なく、綺麗に収まりました。レンズ周辺の色収差が少なくなります。その辺は気付きにくいところですけど、それも改善しております。レンズは実際は、お金出して薄くしたら良いってもんでは無いです。

s-5.00くらいです。

修理完了
修理とメンテ

17.10.06

お持ち込み。40年〜50年代くらいのフランス製フレーム。

ネジのサビ。腐食してテンプル開閉時にネジ切れてしまいました。

パーツも器具も無いので、さすがに修理専門のメーカー出しです。

修理後が以下です。

若干、径の大きいリベットを打って、カシメし直しています。ただ、パッと見でわかる大きさの違いはありません。

生地が弱い・細いこともあり、智の上部に亀裂も生じています。それは埋め戻しをして、わからないように処理しています。

元々カシメし直すか、できない場合はコマごと溶接して畳めない状態で使うか?という2択でした。さすがにこの年代、もとの状態となりますと完全に傷が回復することは中々ありませんが、また使ってもらえる状態まで戻ったと思います。

拝見しました
雑記

17.10.06

エルメスの手しごと展に行きました。店のエルメスの門は、一度も叩いたことないです。

実際の仕事を拝見すれば、そりゃ良いに決まっていますね。カレが欲しくなるようになっています。それこそ、吉田博の版画のようであり、あの版画を見たときの感動を身に纏う物で変換させたら、それはカレだなと思いました。

午前11時のオープンちょうどくらいで足を運びましたが、100人くらい人が居ました。平日にも関わらず。三連休は人の数が凄そうです。

ここが大事なところで、名古屋まで出るとブルバキまでは地下鉄で乗り換え無しの、たった3駅です。20分くらいですよ。

 

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