カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

ディオール
ヴィンテージのメガネ

24.06.05

ディオールのヴィンテージです。そんなに古くはありませんが。オプチル素材だからこそなんですけど、ブリッジの流線型の尖りが綺麗です。それこそオークリー的な、現代的なスポーツサングラスのような形状です。

マットな横のロゴドン具合が絶妙です。言われて気づきましたが、ちょっと前のディオールのあの金具に見えなくも無いですね。マシュー・ウィリアムスの。

ちなみに左蝶番はクリスチャンとディオールが綺麗に開閉で分かれます。

右の蝶番はDのヒゲで分かれます。

空いていたので
ヴィンテージのメガネ

24.06.02

こっちもあります。

色違いをブログに載せたか忘れましたが、濃い茶の方はブログにあれこれ書いたはず。めっちゃカッコよくてオークリーのトレンチコートに似ているヴィンテージのフランスのフレームです。

本日あれこれ盛り上がりまして、そういえば私がどう呼ぶかは自由だなと。しかも誰も命名していなそう。そうだ、めっちゃ感動した私が名付け親になってあげるということで、今日からあなたはトランシェとして生きなさいと決めました。トレンチは英語で、調べたら塹壕のフランス語はトランシェ(tranche’e)だったので。トレンチ・コート(英)、トランシェ・マントウ(仏)というのはいろいろ問題ありそうですし、何よりもトランシェマントウなんて贅沢な名だねぇってことで、トランシェ。ちょうどゴーグルっぽいデザインですし、もうトランシェにしか思えなくなりました。

デザインでいえば、完全にスペースエイジ全盛期な造形で60年代かと。当時のピエール・カルダンの服っぽい雰囲気が漂っています。あとはパントンの世界観とかに通ずる宇宙っぽさが溢れています。

作りからいえば、テンプルが芯なしで蝶番が座ボリなしでリベットの面が合わせてあって…と、もう少し古そうだみたいなことも述べられそうな要素が詰まっています。

特に最近カッコよく見える
ヴィンテージのメガネ

24.06.02

エッセルの眉毛メガネ、サーモントです。サーモントもエッセルの手にかかればナイロール仕様です。サーモント⇒重厚感という連想を見事に裏切る軽やかさです。眉毛の形も、ちょっとシャキーンっとしていて、スポーティーな軽やかさがあります。天地が浅めなのも気分というやつですね。

ありがたいことに、度なしで厚み指定のレンズを頂きました。厚みマシの3.0ミリです。

近視の凹レンズと異なり、度なしの厚みマシは均一に厚みが増すので、結構重くなります。度なしレンズの厚みが大体2.0ミリ前後であることを加味しますと、ようやって3.0ミリということでそうしました。

練習で削った、度付き(s-4.50)1.60材のレンズ。

ご注文の、度なしの3.0ミリ厚レンズ(1.60材)。

CRのレンズ(中心厚2.2ミリ)。

ということで、ぶっちぎりに3.0ミリ厚のレンズが重いです。そして今回も、度なしのCRとまあまあな近視の度付きのレンズがほぼ同じ重さという結果になりました。伊達メガネも結構大変です。

 

後はスタッフが美味しくいただきました
ヴィンテージのメガネ

24.05.31

そんな感じで、先ほどのアルミのフレームの加工時に割れてしまったレンズを再利用して入れてみました。割れたといいますか、5ミリ×10ミリくらい欠けたという感じだったので、綺麗な部分をうまいこと使いました。

レンズはクリアにシルバーミラーのハーフのレンズです。スモークのグラデーションぽく見えますね。スモーク部分がシルバーミラーです。

めっちゃ今っぽくて良くなったなぁと感じると同時に、ちょっとピコ太郎の要素が入りすぎたなぁとも。ピコ太郎は2016年〜で、もうすぐ10年経つみたいです。

 

しかも2本
ヴィンテージのメガネ

24.05.28

二股に分かれたヨロイのタイプとしては、線が細くてシンプルです。ディオールのロゴの入り方もカッコよいです。

もとはマダム系フレームなんですけど、それに限らない感じがしたので入荷してみました。

現行だと、グッチの名義でこんな感じのサングラスが出ています。

かれこれ40年も50年も事あるごとに生まれ続けているデザインということで、丸やボストンやウェリントンに限らない広義のクラシックということなんでしょうね。

持ってました
ヴィンテージのメガネ

24.05.20

ジェネラルってこれです。

孫の手みたいですよね。ノーマルのレイバンは、割ってある智に、爪の形状のテンプルです。ジェネラルは、一個智で孫の手のテンプルです。そのため智は塊で強い、爪が潰れるとか無し、ボリュームが増して見た目がちょっとイカツくなりますが、その見た目通りの堅牢性を手に入れたということになります。

今度ボシュロム
ヴィンテージのメガネ

24.05.20

続き。今度はボシュロムです。

金張りの剥離やカスレがほとんど無いので、こちらもほぼ未使用かと。鼻パッドも当時のままです。ヒビ割れは無いです。

これは、テンプルのネジ山が両方とも潰れかかった状態で仕入れています。写真は交換済みで、ちょっと残念ですけど新しくネジ穴を作っています。ネジ頭が綺麗に収まらない等々でネジを締め上げてもすぐ緩むため、下から樹脂入りナットで共じめしています。これも汎用品のネジとナットで直しています。サッといつでも交換・直せるように。

これはボシュロム製なんですけど、テンプルの構造がレイバンのジェネラルなんですよね。孫の手みたいな形なんですけど。レイバンのジェネラルより先に、この構造のテンプルがあったんですね。

あと、構造で面白いのはレンズの保持の仕方です。

リムの弾力性を活かして、引っ掛かりに掛けているだけです。ツメがグッと噛んでいるので、割と安定固定です。

70年代にも、フランスのエッセルでこんな感じの機構のフレームがありました。それの謳い文句はレンズのクイックチェンジということで、お客さんがあらかじめ加工しておいた様々なレンズを用途に応じてその場でチェンジ出来るとのことでした。今回のフレームは、そのエッセルよりも時代が古いものですが、同じようにクイックチェンジを意識して作られたのかもしれませんね。

BALGRIP TENSIONって書いてあります。

ブリッジ24ミリです。

AOの入荷
ヴィンテージのメガネ

24.05.20

店を続けていると色々あるもので、アメリカ物の仕入れがあったんですよね。

さすがにデッドストックであることは諦めたといいますか、まずその条件は外しています。そのときに程度の良い使用済みで尚且つ例えば新品チタンのメガネかそれ以下くらいの価格でやれるの無いかなぁくらいに考えていたところでした。

まずはこれなんですけど、AOのNUMONT FULーVUEです。彫金模様の無いこのパターンは、やや珍しい印象です。時代的に、模様がビッシリのパターンが好まれたということかもしれません。このあっさりバージョンが良いんですよね。特に好きなのは、上から見たときのブリッジの形状と取り付け方ですね。あっさりしてカッコイイの極致って感じです。

 

ケーブルテンプルのかすれも無く、鼻パッドの白色化も無いのでほぼ未使用かと。ただ、レンズは割と新しめなプラレンズが入っており、そのタイミングで違う銀色のネジが差してありました。ということで、美観を整えるのと、元のネジで無いのであればいっそのこと日本の汎用品のネジにしておけば何かと安心なので、ネジ穴を作り直して日本のマイナスネジに変えてあります。

ブリッジは18ミリで、フレームの元の表記はレンズ幅44ミリとなっておりますが、この黄緑色のレンズは49ミリでした。FPD67なのもちょうど良いし、このレンズの形も何だかギークシック味があってちょうど良い気がして、とりあえずそのままにしてあります。

 

オークリー風
ヴィンテージのメガネ

24.05.10

60年代のフレームと推測。生地の柄とか透明感とか、その年代のフランスフレームによくあるあの感じです。透明度の高い、赤っぽい茶色です。

芯なしでバチのテンプルでこんな感じのヴィンテージフレームを見たことが無かったので面白いなあと思ったのと、ブリッジ広めのオーバルのフレームがオークリーのトレンチコートみたいな雰囲気で、それがとても良くて載せてみました。試しに入れてみたレンズは、グレーの30%くらいでシルバーミラーのレンズです。ふりかけ程度に、90年代感をレンズで足してみました。

良いんじゃないでしょうか
ヴィンテージのメガネ

24.04.26

ローリフレクション系のコーティングの仕上がりを見たことがないので、実験も兼ねて。

どの方向からもレンズの色が緑と分かるように、反射で色が飛ばないようにという狙いもありました。レイバンカラーのG15でこんな感じです。

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