カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

シルエット追加
ヴィンテージのメガネ

21.03.05

シルエットのメタルが面白いです。店の在庫をローラーかけたら、2本出てきたのでインスタに載せておきました。

正直、仕入れのタイミングでは「あぁ、シルエットだな。とりあえずピックしとくか」程度のテンションだったと思います。すっかり忘れていましたね。それがこうも変わるとは。きっかけは、お客さんが教えてくれたギーク(geek)という語のおかげでしょう。

めっちゃ眼鏡に詳しい、めっちゃファッションに詳しい、だけど今のファッションの観点からみてカッコいいかどうか微妙に判断つきかねる…くらいのこの感じが、めっちゃ個人的には今カッコいいなと、掛けていて気分良くて楽しいなと感じています。

ヘルシー
ヴィンテージのメガネ

21.02.22

セクシーよりヘルシーの時代というのをお客さんから聞きまして、上手いこと言うなぁと思っていましたが、いまのファッション業界のスローガン的な表現なんですね。ユニクロマガジンの新作が並んでいますが、そこに語句でヘルシーが使われており、ヘルシーがキーワードであることを改めて認知しました。

ヘルシーかどうかは分かりかねますが、80年代のスポーティー(死語?)でエネルギッシュ(死語?)な雰囲気を足したい気分は依然ありまして、そんな感じのフレームが片付けしていましたら出てきましたので載せておきます。横の白とピンクのラインが、インテリア界隈の「昭和レトロポップ」に通ずるところでして、アクティブなヘルシーさがある気がします。それか、歯磨き粉のアクアフレッシュ感、クリア感が全開な気がします。

ほんとうに大事なのは、ヘルシーよりたのしーですよね。はい、スベりました。以上です。

ヴィンテージ手前
ヴィンテージのメガネ

21.02.16

認識か言い方の違いだけで、ヴィンテージのセカンドハンドなのか型落ちの中古なのか、なんとも形容しがたい時代の999.9です。あと10年経てば、確実にヴィンテージのカテゴリーに入るのでしょう。

初期の頃とは伺っていますが、ツーリング以前・以降みたいなところは私は分からないです。それ抜きにしましても、チタンをゴリゴリ削って作られたおそろしく存在感を放つフレームでした。

リムの部分です。フランスの50年代のamorと同じ構造でフルチタンです。わたしには聴こえます、工場の悲鳴が。よく作ったなぁのため息が止まりません。

リムのネジを開くと、微妙に隙間が開いてくれます。これがレンズのサイズを見るときに助かります。閉じがピッチリ過ぎると、チタンみたいな素材は広げたときにメキッといきそうですからね。

リムがこんなにも分厚いチタンとなりますと、天地幅が時代を反映して浅めというのもあり、レンズが歪んでしまいます。それか上とか下の溝が抜けるとか。ということで球面-3.00位というのも考慮して、あのレンズの設計の場合はカーブ深めだよねというので勘で収まりました。カーブ指定云々もありますが、本当に必要なとき以外は、お値段高くなりますしレンズが高いとハッピー感が減るので、今回はピリッと勘を効かせてみた次第です。

これはお持ち込みだったんですけど、見て触って久々に欲しくなっちゃうパターンでした。

いまはこんな感じが気分だネ
ヴィンテージのメガネ

21.01.29

ごめんなさい、私だけかもしれません。

アクティブでスポーティーで金持ちっぽい感じの、80年代の良いところ全部みたいなフレームです。

ブリッジとテンプルは、当時のエアコンみたいな仕上げです。

クリスマスにプレイステーションのロゴのロンTを頂きました。そろそろ80年代〜90年真ん中ごろのコスプレちっくな格好も許される雰囲気なのかなと思いまして、超久々に在庫載せてみました。

ディオール
ヴィンテージのメガネ

20.11.04

とにかくフレームが大きくて、カーブもいっそのこと指定した方が仕上がりが綺麗ですからハイカーブレンズを選択、径大きめで更に偏心しまして何とかレンズが足りました。それは、度数とPD次第でもあるんですけどね。

背景を白にしてもやや分かりにくいですが、50/20のダブルグラデーションです。

コルベア
ヴィンテージのメガネ

20.10.19

復刻しか見たことなくて、本当にこの世に存在していたのか疑わしくなってきたタイミングで、持ち込まれました。本当に実在していました、ローデンのコルベアです。

お父さんと息子さんが一緒にご来店。お父さんが使っていた物を息子さんが継承というパターンで、物目線では一番良いパターンですね。

ヴィンテージで欲しい眼鏡は?と言われたら、ここ最近はうーんって感じでしたけど、今ならコルベアが欲しいですね。ツーブリ特有のこダサい感じが全くなく、ミリタリーにもダンディー系にも振りすぎてない感じが良かったです。

カールトン
ヴィンテージのメガネ

20.09.23

日本の、古物の観点からしますと、ヴィンテージ眼鏡といえばローデンストックであり、中でも、やっぱりカールトンということになると思います。

これくらい大きなレンズの横幅の場合は、必要な度数がプラス度数の場合、あんまりやりたくは無いですが、径の拡大が必要です。径の拡大は、中心厚の増加とセットです。物理的に生地が足りないとかで無ければ、基本は径というのは縮小させます。

折角なので、どうせ径を大きくするのであればと、ついでにカーブ指定もしました。厳密に言えば、普通の単焦点でアレコレ特殊な指定をかけるのではなく、スポーツ系のハイカーブレンズをポコっとはめています。

カールトンのイメージは、とにかく精悍で堅いわけです。堅くて良いんですけど、堅すぎないこの感じは、レンズの丸みがもたらしている気がします。ということで、レンズの形状をこだわって、それを保存しました。

堅さに、スポーティーさまではいかないけれども、アクティブな感じ、腰が重い訳ではありませんよ感が足されたと思います。

自分用
ヴィンテージのメガネ

20.09.05

CasanovaのTAXIってシリーズです。書きながら調べていますが、カサノバは「女たらし」という意味っぽいです。タクシーは、あの日本語でも使っているタクシーの意味しか調べても出てこないんですけど、そうしますとデザインとチグハグで意味不明ですね。

かなりシンプルです。ざっくり大胆すぎるだけです。よく見れば、耳から耳へ、一直線の棒を曲げただけです。それにレンズがぶら下がり、鼻パッドがぶら下がっています。

鼻パッドも、まっすぐな棒を曲げただけです。とても簡素。上を突き出して取り付けたところにセンスを感じます。

ジョアン・ミロっぽいなと。あ、すみません、よく知らないくせに、なんとなくで例としてあげてみました。もはやアートの領域って言いたいが為に。まあでも、パッと見て眼鏡として成立するギリギリみたいな、子どもの絵がそのまま眼鏡になったみたいな感じが汲み取れます。それでいて、例えばカザールと違って構成要素が最少という凄さがあります。

もともと、グレーの濃い色でした。バイフォーカルですからね、カッコいい年長者だったんでしょうね。わたしは若造なんで、20歳前半の人々からしたらおじさんですけど、コパーの濃い色にして、眼鏡に渋みを足しておきました。

この手の陽気な眼鏡はとにかく楽しいですね。掛けた姿がカッコいいかどうかは知らんです。とにかく楽しいです。いつも、新しい眼鏡を作ると、近所のマックまで試し掛けで出歩きます。もうそれが無性に楽しいです。そして、この眼鏡を掛けながら食べるビックマックが、倍美味かったです。

伸びるあれ
ヴィンテージのメガネ

20.07.19

有名な、腕が伸びるあれです。このパターン、久しぶりに遭遇です。

そういえば、ツインカラーのレンズをずいぶん前にストックしていたので、レンズ入れてみました。かなり良い組み合わせではなかろうかと。アリアーテトレスの「ミント」というカラー名称です。緑も青も鮮やかすぎて使いづらいなと思ってましたが、ようやくミントの正解に近づけました。

よく見ると、美濃中の夏羊羹みたいな色でした。今年は、まだ食べてないですね。

無垢の手彫り
ヴィンテージのメガネ

20.07.19

6月の「100分de名著」、カントの回が面白かったなあとか色々あったんですけど、それぞれに何を書こうと思ったのか肝心のそれぞれの核を忘れたので、大人しく眼鏡について書きます。

アメリカ物の金無垢の持ち込みがあったので、載せておきます。よくぞ、溶かしてマネーに変わらず残っていたなと思います。さまざまな記述で、1900年頭にも金や銀で眼鏡を作っていたと見かけますが、物を確認できたのは今回が初めてでした。多分、色々な事情とタイミングで溶かされて現金化されているんだろうなと推察しております。

近い年代の同じようなフレームとの比較、例えば金張りのフレームと比較しますと、こちらはそれぞれのパーツが細かい、小さいです。出来るだけ金の使用量を減らすようにしていたのかもしれません。無垢物の、その辺の工夫は現代も同じです。

あとはやっぱり、手彫りの切削面の違いがあります。鋭いです。

リム
リム側面
ブリッジ
テンプル

手持ちのルーペでササっと拡大して撮ったので大して綺麗に撮れていませんし、そう言えばいつも綺麗に撮っていないんですけど、何となく柄と風合いは分かると思います。

_170831bk

pageTopLink