カテゴリー:雑記

この3年くらいの、唯一のリアタイ
雑記

25.02.04

プリキュアなんですけどね。ひろがるスカイ!プリキュアからそんな感じです。

平日はバタバタしていますし、土曜日は特に何も見ていないのかも。日曜日の出発前のあの時間は、全部準備が終わって落ち着いてちょうどいいというのもあります。

何が凄いかって全部凄いんですけど、作品ごとにその時の社会に対してのコールアンドレスポンスみたいな要素が組み込まれており、レスポンスする為にも割と作風がガラッと変わります。私はまだ3作目なので過去がどうだったかは知りませんが、ひろがるスカイ、ワンダフル、キミとアイドルプリキュアの流れでいえば、どれもかなり異なるテイストであるのにも関わらず、でもプリキュアのプリキュア性を保持しています。そんなことが可能なのかと、凄いなと唸ってしまいます。空間でいえば、基底がどんどん暴かれて拡張していく感じです。つまりプリキュアはn次元なんだなと。

ガラッと変える挑戦なんて、毎年毎年そう出来ることでは無いです。自分の店でいえば、微小な変化の連発です。色々な問題があってドカンと大きな変化を起こせないわけですが、資金とかあれこれ。でもまず、自分の勇気の問題な気もしています。

そういえば昨年、チャレンジで銀無垢にダイヤを入れました。それについてはあれこれ書いてありますが、プリキュアの影響もあったのかもしれません。少なくとも、ひろがるスカイからワンダフルの変化を目の当たりにして、プリキュアの挑戦の振幅の大きさに感銘をうけた後でダイヤの埋め込みを決断しています。

 

最新のキミとアイドルプリキュアも、超面白いです。ボスの名前がダークイーネで、キラキランドってつまりインスタ?みたいな勘繰りも出来ます。プリキュアというフィルターを通した現代の分析とそれへのレスポンスが知れて勉強になります。

量子もつれ
雑記

25.01.17

昨年末のNスペの『量子もつれ』をようやく観終わりました。物理未修でも分かるようになっていましたが、高校で物理を履修していると一層おもろいです。高校生のとき、全然納得していないけどとりあえず理解して計算せざるを得ないよなぁという、空虚な気持ちを思い出しました。

ベルの不等式で、なんでもつれの有無が分かるのか?数式がなんで世界の理の有無に関わるのか?みたいなところは、YouTubeの“ヨビノリ”チャンネルが分かりやすかったです。めっちゃすごい人がいますね。Wikipediaで???みたいなところがスッと入るようになっていました。

それで前フリが長かったのですが、メガネです。エッセルのメガネです。当店では何度も何度も紹介してきた、フランスヴィンテージの巨匠です。ベルがこれを掛けていませんか??テレビ映像をみていて驚きました。

顔に、細くて天地が浅めなツーブリッジのメガネが乗っていました。それは、リム上端が細いのに立体的でグラマラスで、なおかつ蝶番からブリッジを経由してもう一方の蝶番へ優美に流れております。そんなメガネはエッセルのフレームしかあり得ません。量子もつれで感動しようと思ったのに、カッコいいスペシャルな学者がカッコ良くエッセルを掛けていることにも感動してしまいました。

ナイロールかなと思いましたが、Wikipediaの1982年6月1日の写真ではフルリムっぽくも見えます。玉型的に金のフルリムの形がドンピシャっぽそうですが、銀のナイロールも似ているので載せてみました。

ここまで細くて体積も無く、飾りも無いのにメガネの歴史を見渡しても特異であり、映像でチラッと見えただけでエッセル!?となったのは、エッセルのフレームが個性的であるということの証左でしょう。

例えば建築家はカッコいいというイメージがあって、憧れて似たようなメガネを掛けるという行為が世の中に存在しております。それとか、ジョブズのツーポの丸メガネとか。ファッションの外の領域から、ファッションに引き込むことって多々あると思います。

ということで物理学者もカッコいいです。でしたら物理学者に憧れてメガネを掛けるという行為があっても良いですし、面白そうです。

 

休み明け
雑記

25.01.06

今日から営業をしております。

この数年、正月といえば上げ膳据え膳的な、細切れのモラトリアム期間が付与されることも無くなりまして、今年の正月も特に休んだという感覚もなくあっという間に終わってしまいました。お正月のお正月感が年々薄まっている気がします。歳をとると、時間の感覚が(1/x xは年齢)という感じで減ると聞いたことがありますが、お正月感もそんな気がしております。

そもそもフワッとした店だったりしますから、特に正月感が抜けないなぁとかもなく、いつも通りふんわりと営業が始まりました。

かほり
雑記

24.12.23

今年ビックリしたことのなかに、コーヒーの紙フィルターは実は白が至高説があります。ベスト3に入るくらいビックリしました。

特に気にしたこともありませんでしたが、店頭のラインナップが白から茶色になっていく過程で、何となく茶色が良いと思い込んでいました。自分の動線で目にするフィルターは茶色ばっかりで、白を手に入れるのにちょっと探したくらいです。

ということで、逆の逆で今は白みたいです。いつ、誰がひっくり返したんでしょうね。天然から人工にひっくり返るケースって少ない気がします。

白が推される理由は紙の香りが無い云々…ということらしいです。同一メーカーの同一な紙質で白と茶を比較出来た訳ではないので何とも言えないんですけど。いまはそういうことみたいです。

そんな知識が入ってしまったので、茶と白が並んで置いてあれば白を買おうかなぁという気がしていますが、わたしの自然な動線では茶しか出会わないので、この白の100枚が無くなってしまったら、当分は茶でリピートかなと考えています。

たびたび思い出す
雑記

24.12.11

オランダのクッキーというポップが目に飛び込んできました。本当は、Tim Tamを買おうと思っていたんですけどね。あの映画を観てから、わたしの中で第一次オランダブームということでオランダに敏感になっていました。パッケージのクッキーのビジュアル的に、Tim Tamと同じベクトルを感じたので今回はこちらにしました。

とにかく美味しいです。この美味さと得られる幸福感は、びっくりドンキーのエビフライとハンバーグのセットに近いです。至れる美味さです。年末年始は、ひたすらこれを食べようと決めました。

ちなみに気になってTim Tamを調べたところ、fromオーストラリアでした。10年以上前だと思いますが、たしか矢場町のヴィレバンのTim Tamのポップで“世界平和の合言葉”って書いてあった覚えがあります。多少記憶の改竄があるのかもしれませんが、こんな感じの紹介がありました。言い得て妙だなぁと、とても感動した記憶がありまして、いまだに買うときに思い出します。

モンドリアンも光
雑記

24.12.04

久しぶりに映画を観ました。

オランダに行ってみたくなりますね。世界史で海抜0メートル以下の地帯がめっちゃ多いとか、日本史でオランダの干拓技術がどうのこうのと習った記憶が蘇りました。でもそれは字だったり脳みその中の言葉として留まっており、その国で見られる風景はどういう感じになるのか、像については思い至っていませんでした。

DVD特典に『360度定点観測エンドレス映像』というものがありますが、度肝を抜かれました。ぐるっと地平線です。本編見た後だと、これこそ私が見たいものだ!となります。特典映像をこんなにしっかり見たの初めてかもです。

海外への渡航に長けていませんから、もしオランダに行けるとして、私ならパック旅行なんでしょうけど。何だかんだ観光地は建物があったりで、映画のようなぐるっと地球の縁みたいな体験は出来ないんですかね?パック旅行で、『映画 オランダの光 体験ツアー』とか組んでも、ニッチ過ぎる気もしますしね。映画中の観測地点に、半日くらい佇んでみたいものです。

映画の内容はあれこれありますが、モンドリアンがオランダ出身で、モンドリアンパターンもオランダならではの光の追求の結果なんですよ的な内容は全く知らなかったので、驚きました。

 

 

泡の味
雑記

24.11.08

10月は、振り返れば結構忙しかったのかもです。最後の木曜日以外を潰しているので、多分そうでした。

休みが無くなるのはどっちでも良いんです。そうなりますと、なんとなく撮りだめした番組が消化が出来ず、ほとんどサクサクと消してしまうことになります。何となく予約変更や取り消しをせずに継続で録画し続けた結果、なんとなく溜まってしまったものなので、サクサク消すこともよく考えたらどっちでも良いかもと思いながら消しました。

ただ、映像の世紀バタフライエフェクトがなぜか録画されていたので、それだけは観ました。ラッキーです。

いつも世界大戦周辺なんですけど、撮れていたのはバブル期の日本の話題でした。ダイエーとセゾンの2社を軸に構成されていて、これがまた面白い。その隆盛の時代を体験していないから、めっちゃ面白かったです。

私はそれくらいのときに生まれているわけですが、ということはあれこれ意識がある、なんとなく理解しながらニュースを見るとなりますと、2000年以降の記憶はぼちぼちあるのですが、それらの隆盛の記憶は無いわけです。生まれた頃の80年代後半の記憶はもちろん無く、90年代も時事みたいなものは全然覚えていないですね。90年代はミニ四駆、ビーダマン、ハイパーヨーヨーの記憶しか無いです。

一応調べてみたらアレですね、NHKって配信で番組毎に買えるんですね。

文庫版出てました
雑記

24.10.25

あと2・3回読まないと、何かコレだ!というのが掴めなさそうです。とりあえず1回目を読み終えました。

『ゼロから始める ジャック・ラカン    片岡 一竹著』

 

千葉雅也さんの『現代思想入門』で紹介されていました。なんだかんだ難しくて、現代思想入門と『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』で得たイメージをガイドにして読み進めることが出来ました。

目論見としましては、銀無垢のフレームの製作に何か影響が与えられればということで読み始めましたが、メガネ的には検眼に大いに関係があるように感じました。

30過ぎたら皆んな同い年と信じる
雑記

24.09.20

なんとなく存じ上げていて、カリスマという認識でした。本は今回初めて購入しました。

今週この本があることを知って、衝撃を受けました。読んでさらに衝撃。大袈裟かもしれませんが、時代が完全に変わった合図なのかなと。つまりはポストゆるいの時代が始まったのかと。

『シェアハウスという水槽 p.92より』

私が店を始めたのは、この歪みをどうのこうのを意識していたわけでは無いのですが、直近のブログにも重なるように、それでしか無い気もしています。私の歪みに付き合って下さり、ありがとうございます。じわじわと感じています。

この引用の前の、91ページ後半が凄くてすごくて。

 

期間延長
雑記

24.09.18

初めてメガネを掛けたのが小4なので、さっきの期間は少なくとも小4ですね。私以外の誰にとっても意味のない訂正をします。

思い出せば、はじめてのメガネは金のオーバルでした。金といっても黄色味が弱いシャンパンゴールドで、そういえば梨地でした。まさにiPhone16proのあれみたいな色と梨地の感じです。

なぜかメガネを掛けたくてしょうがなかったです。やっと手に入れたはじめてのメガネは、それはそれは嬉しく且つ、得られる明瞭さに感動しました。記憶が蘇ってきました。そもそもその頃から、自分の顔面に期待をしていませんでしたから、顔になにかを乗せることは別に嫌じゃ無かったです。ですからポジティブにメガネ選びに関わって、あの金の梨地のオーバルを選んだはずです。

現在、銀無垢のメガネ等々で光沢を推していましたが、原初は艶無しの梨地でした。光沢推しとなる何かきっかけが他にもありますね。

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