カテゴリー:925シルバーのメガネ

リピート生産
925シルバーのメガネ

20.09.26

去年も生産した、サンプラチナのツーポです。ようやく、このブリッジの自分用眼鏡が作れそうです。あれこれ指示すると工場も嫌がりそうなので、全部ツーポにしました。

本当は、巻き弦ではなくて、普通の金手で一旦在庫化したかったんです。金手を切断して、あとから巻きつるに変更が出来るので。しかし、それにはオーダー本数がもっと要るようなので、あっちもこっちも桁が変わるので諦めました。まあでも、巻きつるこそ、一層ヴィンテージに近い風合いですから、これはこれで良いです。

このメーカーさんには、黎明期から、実績もマネーも何もないときから助けて頂いたので、流行りの「施されたら施し返す、恩返し」あれじゃ無いですけど、今年は銀無垢も含めて相当生産しました。それでも個人店の嵩なんて知れているんでしょうけどね。

自分用は、総手彫り中です。また仕上がり次第載せます。多分。

これだけ在庫があれば、ある程度レンズパターンを変えてストック出来るので、そろそろ店も落ち着いてきましたし、在庫分のレンズ替えでもしようと考えております。

銀無垢の手彫り
925シルバーのメガネ

20.09.19

もともと在庫で銀無垢に手彫りの装飾済みの物も置いてあるんですけど、銀無垢でボシュロムのダイヤ柄を彫ってもらったことがなかったので、やってみました。過去2回とも、SPMで手彫りで再現しております。

いつも載せるこれです。これを柄の見本にしました。優美さでいえば、職人さんの持ちパターンの方がエレガント具合高めであることは何度もアレコレ彫ってみて揺るがなさそうなんですけどね。分かってはいつつ、やはりこの柄はカッコいいので、優美さはカッコ良さでは無いのか、そこが乖離しつつあるのはいつからか?という考えを挟まずに彫ってもらいました。

ブリッジ真ん中は、当時物を真似して「昇る朝日!」みたいなあれです。

さっきの優美さの話に戻るんですけど、素材の柔らかさとシンクロ出来てない感はありまして、個人的にそれ故の物足りなさもあります。

実は、今回は注文分もありました。むしろその、シンクロしたときの優美さが変換されて煌きというアウトプットになったときに、キラキラ過ぎて気になるというご要望がありました。そこで銀無垢でダイヤ柄を彫ることで、総彫りの欲求を満たしつつ、キラキラ主張し過ぎないという両立を目指しました。

それを踏まえますと、煌きも程よくて、柄に歴史的な意味も籠りますし、良い感じに仕上がってきて良かったなという感じです。あとは好みの問題でしょう。いずれにしても、ようこんな細かく彫るなと、いつも感動します。

SPMの36ミリ
925シルバーのメガネ

20.08.28

特注しました。在庫は38ミリと40ミリしかないので、38ミリを解体して縮めてもらってます。

一応、10月下旬にIOFTは開催されるっぽいですし、そこに向けての追い込み生産があるでしょうから、その隙間で特注してます。やや納期掛かりました。今回は2ヶ月くらいです。

時間があるのでコク出し
925シルバーのメガネ

20.07.31

流石に、こんなムードなので店が静かになってきました。ということで、前々からやってみたかったレンズ形状の変更をしました。

初めはこんな感じで納品されています。オーバルです。

メーカーさんの提案のオーバルもバランスが良くて、一旦満足していたのですが、月日が経つにつれて、まだあるだろうと。もっといいパターンが存在するだろうと燻りはじめまして、ずっと考えていました。

気になっていた点は2つでして、

⑴ブリッジ全体の位置

⑵ブリッジの縦のラインのソリと、レンズの鼻側のラインの一致具合

この2つです。

まず⑴に関しては

以前の持ち込みのヴィンテージをとりあえず参考に。ブリッジの一番上のラインが、リムのトップラインよりも下であってもおかしくは無いです。歴史的にも、見たバランス的にも。

ただし、元ネタの80年代のダンヒルではどうなっていたかを、もう一回振り返りますと

リムとほぼ同じか、ちょっとブリッジの方が上かなぁくらいです。この、凛々しくバキッと反り上がった感じ、ブリッジが引き起こす目線の移動を考慮に入れますと、確かにブリッジを上の方に配置した方がダイナミック且つ、自然な気もしてきます。

というわけで、ブリッジを上に配置しても不自然で無いレンズシェイプにするという制約条件が、⑴で加わります。

⑵は、元々のブリッジのデザインと他パーツとのバランスに、もっと尊敬を置こうというところから思い至っています。

もう一度、先ほどと同じ写真を載せました。ブリッジのラインが先に決まってレンズの形が決まったのか、レンズの形があってそれに沿うようにブリッジのラインを決めたのかは判別がつきません。一つ分かるのは、写真のこの部分に限れば、やはり元々のラインが一番しっくりときて美しいです。

ただ、アレコレ操作してみると分かるのですが、この鼻側のラインを尊重すると、割とレンズシェイプの変更が効かないです。とにかくいい形が浮かばない、仕上がらない、全然ダメという感じです。なので、ラインの完全一致とはいかないまでも、オーバルよりも、一層ピッタリとブリッジとリムのラインが沿った感じにするという制約を⑵で加えるということにして、最終的に、新しいレンズの形をどうしようかと悩みました。

そこで、今回はこれらを使いました。

前データで頂いた、AOのカタログです。これのS-104が先ほどの条件⑴⑵を満たすかなと思って、手で型板を削ろうと思っていたところに、この鉄の塊を頂き、尚且つラッキーでS-104と近い物がありまして、それからレンズをとりました。

カタログ中のS-104より、全体がウェリントンっぽいです。

ここが、コクの部分です。そういえばヴィンテージの眼鏡屋だったので、それを基にしました。おそらくこのブリッジも、30年代のデザインが基で、それに80年代の雰囲気と技術の飛躍によって加えることができた立体感や鋭さが合わさっていますから、雰囲気は合いそうです。

ツーポのキャッチを弄ってもよいのですが、一旦そのままでレンズの水平が保てる位置で穴あけをして取り付けしました。制約がクリア出来ているかチェックします。

ブリッジのトップはややリムよりも下ですが、ほぼ一直線です。⑴は満たしていそうです。

⑵はどうでしょう。ややブリッジの下端とリムの幅が広がっていますから、ラインの完全一致とはいっていませんが、気になる程度では無いと思われます。どうですかね?ヴィンテージのレンズパターンを弄らずにある程度⑴⑵を満たしているのであれば、今回は個人的には万々歳です。

あとは、これは前も書きましたが手彫りのパターンは、ボシュロムの古いプレスパターンを基に、手で完全再現してもらっています。

鼻パッドのみチタンで、あとはサンプラチナの無垢です。ほぼ、劣化は無いでしょう。手彫りで工芸品のような要素も付加していますから、より保存されやすい形式に変換出来たかなと思っています。そこまでして初めて、何十年後かに次のヴィンテージとして加るのではないかと、そんな風に思うのでそこまでしています。

使用例
925シルバーのメガネ

20.07.19

使用例。サンプラチナで3年経過です。セル巻きの交換だけ今回は行いました。

総力戦
925シルバーのメガネ

20.06.12

スターリングシルバーとK14ホワイトの無垢ですが、完成はこんな感じになりました。

旧アリアーテの、クリアブルーの10%です。割と、縁はしっかりと色が出ていますけど、濃度10%です。

旧アリアーテは、どれも現在のトレスと比較すると青みがかっている気がします。確かに、クリアです。日本酒みたいな表現をすれば、磨かれた感があります。クリアブルーがとても良いので、見本染色しました。

傑作でした。作る側も売る側も買う側も皆んな頑張ってもらいました。

バチっときました
925シルバーのメガネ

20.05.26

バタフライ系のレンズシェイプにすると、完全に雰囲気が変わりますね。フレームの装飾とか貴金属の雰囲気からすると、女性らしいレンズの方が、やはりといいますか相性は良いですね。かなりバチっと且つしっくりきました。

レンズシェイプの変更の依頼でした。度付き加工の前、プレでCR39で組んでみました。それを忘れて、ちょいっと調子を取ったところ、左レンズが欠けました。つくづくCRは脆いなと、そして1.60や1.67というのは粘っているんだなと感じます。本番はちゃんとするので見逃して下さい。

様々なことがあって、2020年は金の値段があれよあれよと上がっています。もう6,000円オーバーが固定しそうな雰囲気ですもんね。ちなみに今日は6,627円/gです。ちなみにちなみに2000年の田中貴金属さんの小売価格の平均が1,014円/gでした。この頃の私は、多分アーマード・コア2のことか、カードのMTGのことしか考えていなかったですね。色々な角度から、20年の厚みを感じました。

銀無垢とK14ホワイトゴールドによる、この手の構造の物が20万円代というのも最後でしょうね。

手彫り追加
925シルバーのメガネ

20.05.23

この前のドロップオクタゴンの入荷分から、一本手彫り仕様にしました。最近、眼鏡の本体ばっかり買っていましたね。こういう時期ですし、バランスよく仕事をお願いしたいなと思い立ち、在庫分として彫金してもらいました。

サンプラチナの彫金の鋭さは、いつ見ても美しく突き刺さります。いい感じです。

特注在庫
925シルバーのメガネ

20.05.08

今日は店に居ました。

発注したことを忘れてました、サンプラチナの玉型特注で、しかもブリッジ22ミリと24ミリで注文出してました。キャッシュアウト確定です。とほほ。悲しいときに“とほほ”は、多分昭和です。

ブルバキの定番として店頭在庫をするべきだったので、このタイミングでも良いんですけどね。銀無垢のドロップオクタゴンも在庫がありますので、値段や素材の違い、それら引括めた風合いの違いで比較検討が出来るようになりました。店は休みなので、6月以降に。

レンズ幅はともに44ミリです。

彫金例
925シルバーのメガネ

20.04.19

左が彫金の柄を指定した品です。右側の色が変わっている方が、柄の細かい指定無しで、唐草の総彫とだけオーダーしたときの通常品です。変色は、大気中の硫黄で自然に変色したもので、拭きあげれば簡単に左のような白色に戻ります。

切削箇所が少なめです。その為、均一な平面が多く残されており、ギラギラ感が少ないです。やや清潔な印象です。

同じような唐草だなと思っておりましたが、結構雰囲気変わりました。どちらも相当美しいですね。

(営業再開まで、あと(未定)日)

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