カテゴリー:修理とメンテ

お持ち込み
修理とメンテ

25.02.04

レンズ交換しました。どうやら2000年あたりに買ったカトラーらしいです。20年以上前は確実とのことでした。

めっちゃカッコいいですし、またメガネの流れが天地浅めのこういう感じに移ろうとしているのも合わさって、まさにあのお馴染みフレーズ“いまの気分”という感じです。所有者の方からしたら今も昔も気分なんですけどって感じです。

フランスのヴィンテージっぽい生地って、2000年にもあったんですね。それに驚き。年明けすぐに90年代のアランミクリを見たときにも改めてそういうことなのか!と感銘を受けたんですけど、現代に限らず、色々なタイミングで古い年代のメガネの温故知新的アップグレードみたいなフレームが多々存在していますね。

開かぬなら
修理とメンテ

25.01.28

レイバンのレンズ交換。謎のレイバンで、リムが開きません。ネジ穴を切っていない、はめ殺しタイプでした。

開かぬなら、開かぬままで入れるまでです。コツとしましては、もともとレンズが入っているので、入らないわけが無いと信じてトライすることです。そんなこんなで完成がトップ画像です。

大きなメタルの古メガネ
修理とメンテ

25.01.28

お祖父ちゃんの使っていたメガネを使いたいというご依頼。

歴代のお祖父ちゃんが使っていたメガネの中で、一番私の心に刺さったかも。めっちゃカッコいい。

上平のバイフォーカルなのも最高にカッコいいし、グラデーションというのもカッコいいです。サングラスと老眼と顔を装うのと、オールインワン感がありまして、なんかすごい良かったです。

現代風に、クリアで作り直しております。畳が完全に直せませんでしたが、ある程度綺麗に畳める状態で水平をとり、枠入れしております。

ツーポの1.4ミリのネジだとプラスか六角しか無いので、カッコいい六角に全替えしております。

ツメの
修理とメンテ

24.11.01

クリップオンのお持ち込み。ツメの調整がてら、シリコンの交換もしました。

固まって粘り気がなくなり、フレームから滑ってしまいます。黄ばんだ感じは結構良かったりするのですが、交換です。

テンプルに被せる滑り止めを転用です。

他にもっと美味しい物がたくさんある
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24.07.23

お持ち込みのヴィンテージフレームでした。眉とテンプルエンドがべっ甲に改造されたフレームです。

話には聞くけど実際あまり見ない、べっ甲の虫食い痕が残っています。ポコっと丸く陥没しています。

こんなに硬いのに。私は食べたことがありませんが、きっともっと旨味が含まれていて食べやすくて美味しいものが、世界にはあると思うんですけど。虫目線では珍味なんですかね。これが良かったのか、コレしか食べるものが無かったのか。

幸い、掛けた時に他人から見える面には虫食いが無いです。そのまま使えそうです。

根性入れ
修理とメンテ

24.05.31

アルミのフレームの枠入れでした。フルリムなんですけど、リムが開かない、初めから開く構造を持ち合わせていないツワモノでした。

メタルのフルリムは、開かなくても根性で枠入れ可能です。可能なんですけど、カットリムで梨地だとさすがにレンズがするんっと全然滑って入っていかないので苦労しました。高屈折の1.60材だとそんなことは起こらなかったかもしれませんが、CRで-0.70ミリくらいで弛ませて枠入れしていたらレンズがパキッと割れました。私が根性で押し込み過ぎたのか、レンズが耐える根性を秘めていなかったのか。結局、サイズ-0.85で入りました。

ヤゲンが1.00ミリだとすると、例えば-0.80ミリで仕上げたときには、大体0.10ミリしかレンズがフレームに掛かっていないことになります。

そうなりますと、レンズの抜け落ちも心配ですし、枠入れ後のレンズがカタカタ鳴ります。

ということで今回はヤゲンの方にひと手間。まずは粘着付溝セルを埋め込みます。細い両面テープです。

次にこれ、溝セルです。メガネ業界はなんでもセルと呼んでしまいますが、半分に切ったビニールパイプみたいな物です。

レンズにネチョっとなにかしらが着くのが何となく嫌というのと、先ほどのサイズの話を思い出して、埋めるべき溝はおおよそ0.40ミリであり、おそらく粘着溝セルだけでは足りないという二つの理由でこれを埋めています。

見た目も良いんですよね。

カタカタ鳴ることなく、無事に枠入れが終わりました。表から溝セルが見えることもなく、良い感じに仕上がったと思います。さすがにカットリムでフレームがカチコチだと、レンズをいつもよりも小さくもっていくしか無いですね。

普通の、潰したハリガネみたいなあのリムで極端にカーブが付いていなければ、±0.00ミリでリムを開けずに枠入れ可能なときもあります。さすがに今回は難しかったです。例えば度付きで1.60材で、カタカタを気にしないのであれば、溝セルなしで-0.60ミリくらいで枠入れするというのもありでしょうね。

ギークシック
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24.05.10

前回載せたのが初回の組み上げたときで、たしか2021年の1月あたりかと。あれから3年で、まだまだ3年しか経っていませんが、評価がガラッと変わったフレームタイプでは無いでしょうか。もともと男性向けのカッコいいフレームという認識ですし、いまも私はそうなんですけど。この前、高校生の女の子がこれに似たフレームをカワイイと評価してくれました。歴史の転換点を目の当たりにし、衝撃を受けました。

ちょうど2・3日前に、ギークシックという言葉を聞きました。その時は知らなくて、調べたらまあそういうことらしいです。メガネに限ってですが、ギークが仮想的な古のイメージとしてあるのではなく、現実から要素を得ているのが面白いです。

テレビ露出の多い政治家さんはオシャレに気をつかっています。気がつけば細長いメガネからウェリントンやボストン型のセルのコンビフレームの方が増えました。このタイミングで、若い人が逆に天地浅めで細長いメガネになっていくという。いまも細長いのは、パッと思いつくのは岸田総理ですね。

ただ戻るだけなんでしょうけど、別に戻ったっていいわけで。3歩進んで2歩下がるくらいがちょうどいいかもしれないわけで。それに単純に戻っただけということでも無さそうなのは、細長くてカクカクのメガネがシャープでカッコいい評価と共存するかたちで、カワイイと評価されるようになったことに表れています。

ちなみに今回は、バーベキューの翌日に視界が曇るということで、割と典型的な熱クラックによる視界不良でした。それでレンズ交換をする際についでに載せました。

フレームがチタンで硬いので、踏んだりするとネジが曲がります。本来はネジ頭が正方形で、パーツにすっぽり収まる特殊なネジでした。泣く泣く交換しました。

ラッキーなことに(メーカーさんが交換を見越して、店でメンテしやすくする為にネジ頭の幅を合わせているのかもしれません)汎用品の六角ネジの横幅とぴったり一致したので、あまり美観を損なうことなく交換できています。

ネジ抜き
修理とメンテ

24.04.19

お持ち込みのフレーム。ネジ抜きからでした。

本当は、初期のサングラスレンズが入っていましたが、それは問診のタイミングで抜いています。ネジが開かなくてもレンズは外せます。

そこからはケースバイケースです。ネジ抜かずに、開けないままレンズを入れることも可能です。メタルフレームでも実際はリムを開かずにレンズは入ります。やや無理矢理ぎみですが。

今回は、問診のタイミングでグネグネしていたら外れました。それで外れなければ、残ってしまっているネジを抜かずにレンズを嵌め込んでしまい、取り敢えず使ってみることも可能です。

下が外れたことで、ネジ抜きの土台が綺麗に収まった状態でセッティングすることが出来ました。下に完成品を載せました。表側に瑕疵なく折れているネジを抜くことが出来ています。

 

はじめての加工
修理とメンテ

24.04.03

実際に加工までしたのは初めてでした。お持ち込みで、フィンチでした。フレームがAOだったので、せっかくだからAOの型板から選びました。オーバルの45ミリにしました。

ネジの上にツマミがくる構造です。ネジの仮合わせのときに、毎回パチンパチンと閉じるため、レンズに開けた穴とフレームのネジ穴の確認が難しいです。穴2つ開けるだけですし、テンプルの閉じの綺麗さを考えなくて良いし、加工は簡単かなと甘く考えていました。何だかんだ、度付きでガタつきなくある程度の精度みたいなことを考えますと、そこそこ難しかったですね。

バネの引っ掛け方は、上はレンズを固定するための爪に絡ませています。下は鼻パッドのアームに絡ませてあります。

レンズの取り付けで干渉して外れてしまうのかなと予め危惧しておりましたが、干渉しても外れることなく留まっています。

レンズに穴を開けて、チェーンの引っ掛けを作る予定です。事前に伺ったものの、それなら当日に即興で開けれるよなぁと思い直しまして、とりあえず開けずにいます。

便利グッズ
修理とメンテ

24.03.27

レンズ交換と諸々。久々のマルクスTの一筆書きバージョンでした。

炙ってナイロン糸の玉を作って引っ掛けています。それをブリッジに引っ掛かるように通して、反対側の智も同じように玉で引っ掛けています。マルクスTの天才なところは、フレームにナイロンを引っ掛ける・絡ませようとしたところです。そして、レンズの保持にはそれで十分だと示したところです。このモデルには溝が無いです。

前回の加工時には存在していないコレが活躍しました。昨年発売されていたはず。スタンガンみたいな仕組みの、ナイロン糸のバーナーです。想像を超えて便利でした。ライター等の炎でナイロン糸を炙る場合、けっこう玉の大きさと縮む長さにバラツキが出来てしまいます。これはかなり細かくブレなく調整出来ます。

普通のナイロールフレームと違い、構造上ピシッとレンズとフレームと糸が仮合わせ出来ない場合はあらかじめ用意するナイロン糸の長さが加工の勝負になりますが、かなり簡単に狙った長さの玉留めを作った糸を用意出来ました。めっちゃ時短だったはず。前回はここでけっこう苦戦した記憶がありましたが、克服出来ました。

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