販売してから6年くらい経っています。磨きとレンズ交換をしました。


セルフレームのブリッジでは、個人的に一番かもレベルで好きです。また見られて嬉しい。
装飾の組み込み方が、まさに彫刻的ですね。何もないまっさらから彫って、この造形を探り当てています。ダイヤっぽい形です。フェルトハットの、中がダイヤモンド型になっているみたいな、そんな感じのブリッジです。


磨いていて気がつきましたが、蝶番部分の作りもやや特殊で、削り出して作られています。
やはり名作です。
26.01.14
販売してから6年くらい経っています。磨きとレンズ交換をしました。


セルフレームのブリッジでは、個人的に一番かもレベルで好きです。また見られて嬉しい。
装飾の組み込み方が、まさに彫刻的ですね。何もないまっさらから彫って、この造形を探り当てています。ダイヤっぽい形です。フェルトハットの、中がダイヤモンド型になっているみたいな、そんな感じのブリッジです。


磨いていて気がつきましたが、蝶番部分の作りもやや特殊で、削り出して作られています。
やはり名作です。
25.12.01
ジェントルモンスターのお持込みがありました。

めっちゃカッコいいです。元々はグレーの50%くらいのレンズが入っていました。今回は、度付きの調光グレーにシルバーミラーです。クリア時にも目がちょっと見えない感じを足しております。


いわゆるハイカーブフレームですが、あれこれ度数次第です。ちょっとのマイナス度数であれば、球面レンズで4〜5カーブくらいあるので、ハイカーブレンズでなくても綺麗に嵌め込むことができます。あと瞳孔間距離が大事ですね。それぞれがうまく合わさりますと、今回のように普通の球面レンズでいけます。
余談ですが、これがカッコ良かったので、それをキッカケに私もウェイファーラーを使ってみようかなという気分になりました。レンズの形は違えど、トラッドからストリートの流れがサングラスに起こっていまして。それを象徴する形が、こういうオーバルレンズのフレームなわけで。オーバルが筆頭というだけで、ストリートな雰囲気があればオーバルかどうかはお好みで、という感じだったりしますし。
今回のジェントルモンスターのフレームは、レンズ幅59ミリでした。例えば私みたいに凹レンズ(-5.00)くらいの人間は、厚みもカーブも、どうあがいてもそこそこ厳しいわけです。ウェイファーラーであれば、レンズ幅50ミリですから厚み等の問題を考慮することなく、気にせずスイスイと上手くいくことができます。
余談ですが、今日レイバンのオンラインショップを覗いてみたところ、ウェイファーラーの素材はアセテートになっていました。“オリジナル ウェイファーラー クラシック”です。ほな謎の材質Xちゃうかと、ミルクボーイ状態です。超最新版が鼻盛り出来るかどうかはまだ試したことがないので、遭遇したときに、またブログ書きます。そういえば50ミリと52ミリで選べたと思いきや、52ミリの1サイズになっていました。
25.11.29
ウェイファーラーです。そんなに古く無いです。2000年以降です。

この店を始めたときは、ウェイファーラーもこんな感じで鼻盛りが出来ました。この店が名古屋に移ったときくらい、多分2018年か2019年くらいから鼻盛りがつかなくなってしまいました。アセテートでは無い材質Xに、作りが変わっています。その関係で令和最新のフレームは、輪郭が角張っている気もします。

それでお馴染みの傾斜が問題になります。知らない方向けに、どう問題になるかと申しますと、この角度でもって頬に突き刺さります。
解決策としましては、まずはシンプルに傾斜を弱めるという一手があります。ありますけど、この角度がウェイファーラーのウェイファーラー感を司っていると言っても過言では無いわけです。そこで角度を変えずに快適に掛けられるように、どこまでいけるのか実験です。
ということで、まず鼻盛りで眼鏡の位置を土台から持ち上げて、ガラスのレンズを外してプラスチックに変更(度付きのため)しております。軽くなって、なおかつ鼻盛りによる安定性を手に入れた状態であれば、耳の後ろの曲げをグッと強めて顔にめり込ませずに使えます。
この段階で、私の骨格では頬に突き刺さる、めり込むことは無くなりました。無くなりましたが、私の場合は真顔でフレーム下端がさわさわ触れるか触れないかのオートフェザータッチ状態です。もう少し鼻が高ければ…。
1日使ってみまして、さわさわ感が気になります。鼻や耳の皮脂で、ちょっと下がり気味になったときに頬にプニっと来る感じもあります。あと一手、何かが必要です。


施術前、片側施術後です。分かりにくいですね、上下反転してます。
下の写真で右レンズ側、フレーム下端の顔側のみを削って薄くしています。つまり、フェザータッチしちゃっている部分を薄くしています。白だと分かりずらいですね。

横は削る必要が無いですし、横の姿は角度同様に変えたくありません。下だけを削っています。削るといっても、1ミリ程度しか削れる余白がありません。ということで1ミリ削って薄くしています。
そこまで改造しますと、私は完全に頬とフレームを離すことが出来ました。例えば通常の咀嚼でも離れておりまして、バーガーキングのワッパーを頬張る感じで大きく口を開けますと、さすがにフレームが頬にぷにッとくる感じです。
とりあえず、力技でなんとか。骨格次第ですが。
25.02.04
レンズ交換しました。どうやら2000年あたりに買ったカトラーらしいです。20年以上前は確実とのことでした。


めっちゃカッコいいですし、またメガネの流れが天地浅めのこういう感じに移ろうとしているのも合わさって、まさにあのお馴染みフレーズ“いまの気分”という感じです。所有者の方からしたら今も昔も気分なんですけどって感じです。
フランスのヴィンテージっぽい生地って、2000年にもあったんですね。それに驚き。年明けすぐに90年代のアランミクリを見たときにも改めてそういうことなのか!と感銘を受けたんですけど、現代に限らず、色々なタイミングで古い年代のメガネの温故知新的アップグレードみたいなフレームが多々存在していますね。
25.01.28


レイバンのレンズ交換。謎のレイバンで、リムが開きません。ネジ穴を切っていない、はめ殺しタイプでした。
開かぬなら、開かぬままで入れるまでです。コツとしましては、もともとレンズが入っているので、入らないわけが無いと信じてトライすることです。そんなこんなで完成がトップ画像です。
25.01.28
お祖父ちゃんの使っていたメガネを使いたいというご依頼。


歴代のお祖父ちゃんが使っていたメガネの中で、一番私の心に刺さったかも。めっちゃカッコいい。
上平のバイフォーカルなのも最高にカッコいいし、グラデーションというのもカッコいいです。サングラスと老眼と顔を装うのと、オールインワン感がありまして、なんかすごい良かったです。
現代風に、クリアで作り直しております。畳が完全に直せませんでしたが、ある程度綺麗に畳める状態で水平をとり、枠入れしております。
ツーポの1.4ミリのネジだとプラスか六角しか無いので、カッコいい六角に全替えしております。
24.11.01
クリップオンのお持ち込み。ツメの調整がてら、シリコンの交換もしました。

固まって粘り気がなくなり、フレームから滑ってしまいます。黄ばんだ感じは結構良かったりするのですが、交換です。

テンプルに被せる滑り止めを転用です。
24.07.23
お持ち込みのヴィンテージフレームでした。眉とテンプルエンドがべっ甲に改造されたフレームです。
話には聞くけど実際あまり見ない、べっ甲の虫食い痕が残っています。ポコっと丸く陥没しています。
こんなに硬いのに。私は食べたことがありませんが、きっともっと旨味が含まれていて食べやすくて美味しいものが、世界にはあると思うんですけど。虫目線では珍味なんですかね。これが良かったのか、コレしか食べるものが無かったのか。
幸い、掛けた時に他人から見える面には虫食いが無いです。そのまま使えそうです。
24.05.31
アルミのフレームの枠入れでした。フルリムなんですけど、リムが開かない、初めから開く構造を持ち合わせていないツワモノでした。
メタルのフルリムは、開かなくても根性で枠入れ可能です。可能なんですけど、カットリムで梨地だとさすがにレンズがするんっと全然滑って入っていかないので苦労しました。高屈折の1.60材だとそんなことは起こらなかったかもしれませんが、CRで-0.70ミリくらいで弛ませて枠入れしていたらレンズがパキッと割れました。私が根性で押し込み過ぎたのか、レンズが耐える根性を秘めていなかったのか。結局、サイズ-0.85で入りました。
ヤゲンが1.00ミリだとすると、例えば-0.80ミリで仕上げたときには、大体0.10ミリしかレンズがフレームに掛かっていないことになります。
そうなりますと、レンズの抜け落ちも心配ですし、枠入れ後のレンズがカタカタ鳴ります。

ということで今回はヤゲンの方にひと手間。まずは粘着付溝セルを埋め込みます。細い両面テープです。

次にこれ、溝セルです。メガネ業界はなんでもセルと呼んでしまいますが、半分に切ったビニールパイプみたいな物です。
レンズにネチョっとなにかしらが着くのが何となく嫌というのと、先ほどのサイズの話を思い出して、埋めるべき溝はおおよそ0.40ミリであり、おそらく粘着溝セルだけでは足りないという二つの理由でこれを埋めています。

見た目も良いんですよね。

カタカタ鳴ることなく、無事に枠入れが終わりました。表から溝セルが見えることもなく、良い感じに仕上がったと思います。さすがにカットリムでフレームがカチコチだと、レンズをいつもよりも小さくもっていくしか無いですね。
普通の、潰したハリガネみたいなあのリムで極端にカーブが付いていなければ、±0.00ミリでリムを開けずに枠入れ可能なときもあります。さすがに今回は難しかったです。例えば度付きで1.60材で、カタカタを気にしないのであれば、溝セルなしで-0.60ミリくらいで枠入れするというのもありでしょうね。
24.05.10
前回載せたのが初回の組み上げたときで、たしか2021年の1月あたりかと。あれから3年で、まだまだ3年しか経っていませんが、評価がガラッと変わったフレームタイプでは無いでしょうか。もともと男性向けのカッコいいフレームという認識ですし、いまも私はそうなんですけど。この前、高校生の女の子がこれに似たフレームをカワイイと評価してくれました。歴史の転換点を目の当たりにし、衝撃を受けました。
ちょうど2・3日前に、ギークシックという言葉を聞きました。その時は知らなくて、調べたらまあそういうことらしいです。メガネに限ってですが、ギークが仮想的な古のイメージとしてあるのではなく、現実から要素を得ているのが面白いです。
テレビ露出の多い政治家さんはオシャレに気をつかっています。気がつけば細長いメガネからウェリントンやボストン型のセルのコンビフレームの方が増えました。このタイミングで、若い人が逆に天地浅めで細長いメガネになっていくという。いまも細長いのは、パッと思いつくのは岸田総理ですね。
ただ戻るだけなんでしょうけど、別に戻ったっていいわけで。3歩進んで2歩下がるくらいがちょうどいいかもしれないわけで。それに単純に戻っただけということでも無さそうなのは、細長くてカクカクのメガネがシャープでカッコいい評価と共存するかたちで、カワイイと評価されるようになったことに表れています。
ちなみに今回は、バーベキューの翌日に視界が曇るということで、割と典型的な熱クラックによる視界不良でした。それでレンズ交換をする際についでに載せました。


フレームがチタンで硬いので、踏んだりするとネジが曲がります。本来はネジ頭が正方形で、パーツにすっぽり収まる特殊なネジでした。泣く泣く交換しました。
ラッキーなことに(メーカーさんが交換を見越して、店でメンテしやすくする為にネジ頭の幅を合わせているのかもしれません)汎用品の六角ネジの横幅とぴったり一致したので、あまり美観を損なうことなく交換できています。