アーカイブ:5月2025

明日は14時ごろに検眼しているかもです
営業案内

25.05.30

明日5月31日(土)は、14時ごろから検眼しているかもです。

価格改定
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

25.05.26

無垢のメタルフレームですが、最近のフレーム以外の値段が上がります。ベーシックな一山シリーズやクリングス付きのタイプを中心にですね。925シルバーもサンプラチナも上がります。

K18を一部使用したこれも値上げします。

7月から変更します。

創業より、参考上代の税抜き価格でずっと販売しておりました。値引きしないと言いつつ、今までずっと実質10%オフ状態でした。ということで戻して上がります。

最近の商品や、スタンダードシリーズより手が込んでお高い商品群は、こちらもなんだかんだで参考上代より1〜2割下げた価格を販売価格にしておりました。7月からは参考上代のちょい下げくらいまで価格を戻します。

Nikon
ヴィンテージのメガネ

25.05.26

ニコンのフレームです。

ニコンのフレームは数あれど、これは一味違いました。カットリムです。カットリムの組み込み方がオシャレです。リムの中で太さの緩急をつけることで、ブリッジの聳え立つ感じを引き立てています。目の動きを逆に辿れば、力強いブリッジからリムの下端にかけて素早く軽やかに抜ける感じを受けます。どうして古いメガネはこんなにも健やかでカッコいいんでしょうね。

ヨロイタイプの蝶番です。ビシッと合わさって綺麗です。そこにシャーリングが入っています。先セルのクリアグレーが今っぽいです。フロントはブリッジ下段のトップ面のみシャーリング加工がしてあります。光沢有無のさじ加減も最高です。

いつもこんなようなことを言ってしまっているかもですが、ここ最近のツーブリッジのメガネで、一番カッコよかったです。

開眼
ヴィンテージのメガネ

25.05.26

物の良し悪しに関係無いかもですが、まず名前が良いです。サードアイ。掛けたら第三の目、開眼するかもしれません。

本体に THIRD EYE の刻印のみ。置きの姿がゴチャついていなくて良い感じ。製造国不明です。

素材は程よく弾力性もあって良さそうです。ただし、全体的に仕上げが甘かったりします。マイナス査定で2.5眼って感じです。あと0.5眼回復するべく、使用にあたって問題となる箇所を修正していきます。

一番苦労したのがここです。鼻パッドのアームの先端取り付け位置にご注目ください。高さ2ミリくらい違います。現代では、ピンからキリまで全てのメガネでクリア出来ていることだったりします。これもヴィンテージということで、一興です。アームの可動域が少ないので苦労しましたが、なんとか修正しました。

ヨロイ部分のバリがリムに掛かっています。引っ掛けるとレンズが傷つくため、処理しました。同じくどのゾーンのメガネでも、こういう処理甘めなものは、現代では商品として流れてくることは無いです。

リム側のネジがダメになっていたので泣く泣く変えました。一個智でネジも綺麗に収まっているので勿体無いところですが、仕方がないですね。

現行のマイナスネジの頭が大きくて収まらなかったので、頭を削って無理やり収めています。サンドのマット加工は出来ないので、紙やすりでネジ頭の光沢を消しています。

右は生きていました。素材不明ですが、風合いと軽さでアルミっぽいです。

塗装の感じがおしゃれでした。ツーブリッジにおいて、この塗り分け良いですね。

現代からすれば、処理が甘めでしたがそれらは全て除去出来ました。こういう名無しのメガネがやっぱり面白いなと、改めて思わせてくれる良いメガネでした。

INTERNATIONAL OPTICAL MANUFACTURING COMPANY LIMITED
ヴィンテージのメガネ

25.05.21

天地浅くて玉型がカクカクしていて、めっちゃカッコいいです。

テンプルの凸も、ただの凸ではなくて、凸の側面に凹の処理がしてあります。これ、なるほどなぁと思いました。とても良いです。

ブリッジも粗野で良い感じ。

このロゴマークの謎がやっと解けました。

このロゴの謎がちょっと解明。ICM?と思いきや、IOMでした。ロゴが超カッコいいです。ストーンアイランド感。

金張で14K 1/25の表記ありです。以前から在庫しているもう一本が、なんちゃってカールトン(ローデンストックの)デザインで、ブリッジ等々の表現と作りも含めてドイツっぽいなぁと。ただ、産地の表記がフレームに無いんですよね。今回のペーパースリーブにも表記が無いです。この時代で産地表記が無いのはもしや…ということでざっくり調べて、どうやら香港の製造メーカーでした。

進化
ヴィンテージのメガネ

25.05.21

甲丸のテンプル側面が良いです。なおかつ甲丸のテンプル側面を自然にうけるために、フロントにほんのり段落ちみたいな削りが入っています。

例えばこういうフレームからの、自然な進化を感じます。

正面にアクセントで、先ほどより多くの削り込みがしてあります。それをテンプルが平面的にそのまま受けています。

黒檀第二弾について補足
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

25.05.17

ちなみに黒檀の第二弾において、フロントの話はめっちゃ長いのにテンプルの話はサラッとしているのは、先ほどのブログに書きました、主にフロントがデザイン担当でテンプルが機能担当だったかも、というところに実は帰着しています。

当時の感覚として開発は、まずフロントに全集中だったのかなと。あくまで想像です。フロントが出来たあとの流れとして、有りものからテンプルを繋ぎ合わせたのか、フロントに対してテンプルのデザインを一から引き直したのか、私には定かではありません。第二弾のブログに書きましたが、この黒檀フレームの開発に於いてはむしろ、フィクションである方が出来上がった黒檀フレームの創造性が増すという仕組みになっておりますから、これ以上の歴史的な正確性は私には必要がなかったりします。なのであとは、気になる方に調査はお任せしますというスタンスです。

黒檀Ver.1.1
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

25.05.17

木のフレームです。黒檀第一弾の、イギリスのヴィンテージから製作をしたメガネですが、テンプルを変えてみました。

第一弾に、第二弾の腕をつけて頂きました。こちらの方が、美観も良くなったと思います。

第二弾は、智の部分から曲げ点まで幅が一緒です。第一弾は智の部分は木でできる最小に絞って作っています。それにテンプルの始点も合わせてもらいました。こちらの方が、一層テンプルの終点に向けての広がりを期待させる仕上がりです。

 

日本語訳も出ている、おそらく一番メジャーな図鑑では、同じようなフレームのリアルガチ鼈甲で、なおかつストレートテンプル版が掲載されています。

また、違う図鑑ではフロントがクラウンパント気味ですが、イミテーション鼈甲で(セルロイド?)、私の手元のヴィンテージに近いテンプルの物が50年代として掲載されています。

アメリカのAOの60年代くらいのカタログの中身をみたことがあります。それぞれのモデル(フロント)に、テンプルの提案が5つくらい掲載されておりました。スタンダードなのか幅広のストレートなのかケーブルテンプルなのか、あとは現代におけるチタン的な位置付けの、アルミのデラックス版にするのか大体そんな感じです。当時は各国でフロントがデザイン担当で、テンプルで機能・用途別に合わせる半製品みたいな感覚だったのかなと推測できます。

それで今回のフレームに話を戻しますと、元ネタとは違う形状のテンプルを合わせましたが、あながち当時としても間違いでは無さそうです。図鑑では2パターン確認出来ましたが、鼈甲もやるようなオーダーの眼鏡屋のフレームであることを鑑みれば、今回のような形状のテンプルが取り付けられ、この組み合わせみたいなフレームが存在していたこともあり得そうですね。

木という素材においては、プラスチックとは逆に幅が広ければ広いほどメガネとしては正しいと一年間使うことで体感したというのも、第一弾の改良に至った理由です。摩擦が増大し、且つ接地面が増えてバネ蝶番の圧が緩和されます。ヤスリで削って、顔幅を合わせる工程が不要になりました。

幅広の形状におけるテンプルエンドの不鮮明な曲げ点は、プラスチック素材であれば、汗ばんだときに下を向いてスコンと抜ける要因になりますが、木の摩擦力の前では考慮しなくても良いです。木は後から曲げが出来ませんので、ある程度テンプルがなだらかな曲げであることで、万人の耳に浮かずに収まる利点に変換されています。

当時、これもあったかもしれないということを含みつつ、美観と機能の両方の改善をしております。

 

明日は休みます
営業案内

25.05.15

明日5月16日(金)は休みます。

今のところ明々後日5月18日(日)は、15時に閉める予定です。

明日は休みます
営業案内

25.05.12

明日は月例の眼科さん出張の為、店は休みです。

_170831bk

pageTopLink