カテゴリー:目のことレンズのこと

火曜は休み
目のことレンズのこと

20.11.09

定例の、眼科さんへの出張です。明日の火曜は休みです。

オールドスクールその2
目のことレンズのこと

20.06.02

多分、ブルバキ創成期にもブログにあげたはずです。久々に読みました。

闘うというと、闘うという部分にしっくりこないわけで、どうでも良い話なんですけど、闘いは双方に闘うことの合意か暗黙の了解が存在しているときに成立することな気がしています。お互いが、能動的に闘うということに没入することで初めてしっかりと成り立つ感じがしていまして、となると闘いたくはないなと。外らすとか、回避したいところです。

闘わないということは、一般的なルールを無視するということではないので、4月には早めに休業しましたし、継続して18時までの短縮営業にしておりますし、もちろんあれこれ回避に向けた努力はします。個人店で、あれこれの決定と変更は簡単なので嫌気も無いです。ということで最後のだいじな具体、行動は一緒なのかもしれません。でも、クドイ男なので闘うというとなあ、、という残尿感は有りです。

それで、この本です。闘うという気概が薄いからか、取り戻してやる!という気迫も薄いです。戻らないことを前提に再開しました。ただし、経営していればそんなことの連続なんですけど、速攻で矛盾しますと、戻らな過ぎるとそもそもが零細なのであっという間にぺしゃんこだから、それもアレだなと。常に頭で問題がフワフワ浮いています。

こういう時、自分の頭だけでは堂々巡りになるときは他人の思考を借りるべきということで、このオールドスクールその2を読んでいます。今のところ、何も浮かばないので、どうしようあはーんという気分です。

面白いだけで終わらせない
目のことレンズのこと

20.04.20

またまた映画の話。『帝一の國』観ました。

面白いなーという感想だけで終われるかと思いきや、いきなり本質突いてくるので焦ります。

菅田将暉と永野芽郁のシーンで、

「帝一くんは、何で生徒会長になりたいの?」

「総理大臣になりたいから」

「なんで総理大臣になりたいの?」

「自分の国を作りたいから」

「なんで自分の国を作りたいの?」

「…。」

「わたしは帝一くんのピアノが聴きたい」

たしか、こんな様なやりとりです。あれこれ忘れているので、多少「」内の言葉は違うと思いますが、トヨタ式の5whyみたいなものを行い、手段と目的がすり替わったことに気付かせるシーンがありました。

つい、手段は目的になりがちです。永野芽郁がつぶらな瞳で直球を投げ込んでくるのでビビりましたが、現実、コロナの影響でまずは店としては存続することが目的になってしまったとは雖も、でも、やっぱり店は手段であって、生き残りの模索の途中でも、つまり何のために生き残るんだっけ?みたいな目的が問われるのは予想がつきます。

そこで、ブルバキで言うところのそれら目的とは何だ?みたいなものが急に頭をもたげてきて、途中から笑って観れなくなりました。せっかくの休業なので、考え直してみます。

(営業再開まで、あと(未定)日)

明日は休み
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20.02.03

4日火曜日は、月一回の外回りのため、休みます。

毎度ながら
目のことレンズのこと

20.02.02

迷う事例。

・40歳半ば、緑内障(片眼のみ)、s-4.00くらいの近視。瞳孔間距離63ミリ。

・主訴、夕方くらいに近方が見にくい

緑内障は、10年くらい前から罹患しており、現在は進行を抑えられている状況なので、眼鏡屋としては触れることも出来ない、触れなくても良いことなんですけど、検眼の手立てがかなり減るので、検眼のプランを組むのに一工夫が要ります。あとは、朝昼夜で視力が著しく変動する場合も考えられるので、とりあえずはそこを念頭にあれこれ測ります。

緑内障側の眼の、中心窩周辺の視野が失われており、抑制とかあるのかなと思って、赤レンズテストをしたところ、おぉーなるほど、というご返答。外側が赤で、中らへんが透明ということなので、抑制は起こっていないようでした。だからこそ、緑内障に気づくのは難しいんでしょうね。

精度は落ちるんでしょうけど、おもむろにクロスグリッド(#14B)をしてみたところ、(-0.75)という結果に。これが結構焦る結果でして、必要以上に力を出してピント調節するクセがついてしまっている現れでして、プラス球面処方が真っ先に思いつきます。

オートレフで-4.25や-4.50あたりで、赤緑やりながら何となく-4.00で決着をつけている感じが歴代の処方度数から伺えるわけですが、そこからさらに+0.75は確定で処方したいところです。それに、過去のメガネの光学中心の距離を測りますと、短くて60ミリくらいで制作されていました。瞳孔間距離との差異から、1.2△B.Oが発生しております。それも力を抜くことを妨げる要因です。これも取り除く必要があります。

で、ここからが迷うわけです。何にか。他の使い分ける予定のメガネ達との関係です。良くも悪くも、度数の変更がそれなりに劇的であれば、違和感や慣れるまでに頭痛を経験したりします。とくに今回は、休日用のメガネという立ち位置ですから、他のメガネ達の方が掛けている時間が長く、さらに頻度も高いです。脳は、新しい処方を毎回異物として認識しそうな気配がプンプンです。ということで、いつも着地に迷います。

理想は、まずは仕事用を変えて、慣れたタイミングで休日用にも新処方を組み込むとかですね。

次世代
目のことレンズのこと

20.01.27

思った以上に、上のナイロンレールが抜けなくて苦戦を強いられました。レンズ下側の糸はいくらNOSとは言え、マストで交換なんですけど、たまに上もダメな時があり、その場合は両方交換します。上の部分は、金属の出っ張りが用意してあるわけではなく、だいたいはダルマ型のナイロンレールを噛ませています。

このレンズは遠近なんですけど、去年の秋ぐらいに出た、下方視(近用)するにつれて、プリズムが徐々に入る(寄り目のアシストなのでB.I.)やつです。

遠近のレンズ開発は、収差をどれくらい減らせるか?それが主題でした。ゆれ、歪みが何%改善というのがいつも前面に出ますから。そういう改善が、やや頭打ち感が漂い始めた頃に、新機軸が出てきましたね。

おそらく、個人的な想像ですが、レンズメーカーだけでこの新機軸が編み出されたのではなく、小売店からのヒヤリングから開発スタートしていないかなと。そう勘繰っています。メーカーだけで生み出していたらごめんなさい。よく耳にする、マーケットをセグメントしてニーズを吸い出し、それを社内でブレインストーミングしてブラッシュアップし、カスタマーのデマンドをサティスファイする、昨今の開発の基本型式みたいなところから産まれていないかなと。どうなんでしょうね。

まじめに、もしそうだとすれば、プリズムはダメだという脊髄反射が薄れてきたということでしょうし、社会と眼の関係が変わってきたことに対して、ポジティブな動きと変化を感じます。

眼鏡業界の馬車馬ことブルバキがお送りします
目のことレンズのこと

20.01.24

実際にはこのブログの通り、余所見しまくりですけどね。

映画見ました。お客さんに教えて頂いたので。

『ニーチェの馬 タル・ベーラ 2011年』

私は、純粋な寂寥を知らなかったんだなと。そんなことを考えました。確かに基本は、ジャガイモを食って寝るだけの映画です。カメラの撮り方のお陰か、自分がその場に居るような、そこの住人の3人目となって過ごしている気分になれます。

振り返ってみれば、資本主義が振りまいた、何となく自分にもフィットしそうな幸福な像と、現状の平凡さを比べ、その落差を寂しいと感じている、感じるように仕向けられてそのまま自分の感情として受け取っていただけでした。自分のは寂寥までいってない、ただの平凡でした。

映画を観るうちに、展開を望むようになってしまうんですけど、展開を望む、期待するということも、そうかなるほど現代的ですね。慎ましく忍従しているひとが救われないと、こっちの気が済まないように心がなってます。でも現実は、救われないことも沢山ありますよね。

天地追加
目のことレンズのこと

20.01.15

現行のチタンフレームのお持ち込みでした。逆ナイロール良いですね。

老眼で、上を素通しで見るならベストなんでしょうけど、若い方が近視の遠用で掛けるには、ちょっと天地が狭いというご要望で、下拵えしました。

こういう時に、何使うんですか?と聞かれたんですけど、すみません手と勘です。大層なもんは使いません。

天地は3ミリほど追加して、全体で30ミリくらいに。レンズ幅も増えました。ブリッジ側、フレームの伸び行く先を急激に上に向けるのも野暮ったいので、そのまま中心に向かいながら上昇することで、1ミリほど増えて47ミリです。

とりあえず、上手く収まりました。あとは本番のレンズを入れるのみです。

レンズ
目のことレンズのこと

19.11.27

例えば、いわゆるオシャレ系の人々の眼鏡がクラシックで丸っこいフレーム一択に集約されているように、レンズ自体もレンズの販売もメーカーの差が殆ど無くなって凸凹が無くなってきていますね。そのときに、各メーカーの設計思想みたいなものが見えてこれば良いんですけど、眼鏡屋に言っても分からないと思われているのか、そこが省かれていることが多々で残念だなと思っています。

地下鉄乗っているときに、人間の顔面を観察しまくるんですけど、スマホを真っ直ぐ顔面の真ん中に置いて、ぽちぽち操作している人が減っているなと。恐らく利き目側にスマホが寄っている、それか首が回旋して利き目側に画面を近づけているっぽいんですけど、そういうのをやっぱり何とかしたいなと。自覚症状が無く、我々認定眼鏡士は主訴ありきと言えども。

妄想の範疇ですが、時代が進んで、本当に近方で抑制がかかるようになってしまった、そういう人がどんどん増えてきちゃったらどうしようと考えています。レンズの進歩の先に、その解決があれば良いなと思うんですけど、どうなんでしょうね。とりあえず、物に頼る前に自分の腕を磨けという話なので、検眼を頑張ります。

手作り
目のことレンズのこと

19.11.10

ビジョントレーニングの器具を作りました。手の温もりってやつです。

前から、ブロックストリングスは持っていたんですけど、あれは斜視眼とか、融像力が弱い場合に使うべしということで、新たに作りました。

前回のあれでしっかりお伝えしなくてはいかんかったなというのは、VTは輻輳不全に絞っているということです。決してメガネが要らなくなるとか、そういう類ではありません。屈折異常は、成長期の眼軸の伸びが関係します。ですからある程度不可逆なことであり、戻せない近視の部分もあるということです。その戻せない部分は、メガネやコンタクトを使わないと、しょうがないです。

今回の変更点は、ビーズの小ささです。パステルカラーで女子からのカワイイを狙った訳ではありません。正直、ハッキリとした色味のビーズを探したんですけど見つからなかったので、なくなくこれにしました。ハンズの手作り工房みたいなところで買ったんですけど、店員さんもパニックでしょうね。こんなに少ないパーツで何作るんだろうと。

VTを輻輳不全に絞っていますから、ある程度融像力があることが前提です。であれば、寄り目をより鍛えるために、周辺融像で手を抜かせるのではなく、中心窩融像でシャープに鍛えることが、ビーズを小さくする事で期待できます。なるほどなと思ったので、早速真似した次第です。貸出用も潤沢にあります。

リリヤーンが商品名なのかそういう紐を呼ぶのか知りませんが、なかなかパッと見つからずに苦労しました。

緑黄赤のものが、元ネタです。大体、直径で半分くらいです。

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