アーカイブ:12月2019

面白い
雑記

19.12.28

今回は音楽特集でした。もっと、今の音楽を聴こうと思い改めました。新しい服もそろそろ欲しいなと思いましたね。

あれから僕たちはどう生きたのか
雑記

19.12.28

ちょっと前に流行って、そのあとどうしてます?何だかんだ、これ買って10年くらい経ちますし、年一回くらいは読んでいますので、今年も読んでみました。

来年どうしようとか、こんなブルバキでもちゃんと考えるんですけど、そういうのはこの本か内村鑑三の後世への最大遺物か、久々に読んで発見のあった部分を、おそらくそこが未達成であるとし、それをどうメガネの問題に変換し、形にするのかという脳内会議があって、それが来年の目標になります。

たぶん、3年くらい前のブログで紹介した時に、第二章の純粋経験の柔らかい版みたいなところが、ブルバキ的この本の至高ということを書いたと思います。相変わらずそれはそうなんですけど、初めて第一章が則天去私の考えを、かなり柔らかく解きほぐしているなと分かりました。一章と二章が大前提を、第三章以降は実践編という感じなので、むしろ二章まで読んで腑に落ちないと、三章以降はただの道徳の教科書みたいに心に映るでしょうね。

決まりました
営業案内

19.12.27

特に問い合わせありませんでしたから、今年は29日(日)まで営業します。

年明けは5日(日)からにします。4日(土)は、一宮の服屋にお招きしてもらったので、出張販売になりました。何となく、フワッとそこにいる予定です。

枠替え
修理とメンテ

19.12.27

黒から茶色へ、レンズを移植です。界隈では枠替えというやつです。

この黒の方も、もとはこちらで入れたガラスのフラットです。サイズ感とコバの処理は怠っていないので、割と外すのは簡単です。ガラスだから割らないと外れないとかは無いです。むしろ、今回はそもそもノンコートでしたが、コーティングごとヒーターに掛けられます。それのおかげでリムの温まり方が均一で、するんと外しやすい気もします。

枠替えは、物理的にレンズが大きい方から小さい方への入れ替えが可能です。可能なんですけど、レンズの大きさ、鼻幅、天地幅、それぞれの条件が異なりますから、光学中心がドンピシャにその人に合うかどうかは、移し替え先に依ります。

今回は、44□22から、42□24に入れ替えです。つまり、fpd66で同一かつ、レンズ幅が2ミリ小さいのに対してブリッジが2ミリ長いというのがミソで、光学中心もそのままの配置でいけました。

光学中心がズレちゃう場合も、どの方向にどれだけズレるか、元の度数はいくつか?とか色々考えるんですけど、若い人は、それなりにいけるでしょうね。

入れ替え前のはじめ。茶色の方は、テンプルが二段階の曲げになっています。曲げ点が不鮮明で時間経過とともに下がりやすいです。その場合の耳の痛さは、上部付け根がヒリヒリ痛い感じです。ですから、トップの画像では、一旦真っ直ぐ気味に戻して、これからのフィッティングに備えています。

たぶん明日
雑記

19.12.23

いつも録画を観ているので、詳細覚えていないんですけど、たぶん明日です。テレビ番組の365日の献立日記という5分番組が、めちゃくちゃ面白いです。献立にフォーカスを当てているので、レシピが殆ど流れないという、今までの料理番組にはない革新性が、そこには在ります。

自炊って、めちゃくちゃ難しくないですか?どうですか?そう感じるのは私だけですかね?食材の切り方、調理の仕方、味付け等々の技術的な不慣れもあるんですけど、そこが慣れても難しい。なんでこんなに難しいんだと相当考えた末に、ようやく分かりました。自炊は、かなり経営とか操業に近いです。食べてきた物を振り返って次のスパンはそれぞれ何を作るかという戦略、冷蔵庫の食材のあまり具合と食費の資本管理、賞味期限によるロス管理、スーパーに行けるタイミングがあったりなかったりの不安定な入荷。特売云々による不意打ちの入荷等々…。この混沌を上手く引き受けて、サイクルを止めることなく回し続けるのは、もはや経営そのものだなと。まず回す、つぎに安定して回す、最後は回し続ける。とにかく難しいです。サイクルを止めたとき・止まったあと、もう一回起動する労力といったらもう嫌になりますね。でも、回し続けるのもしんどい。どっちも崖です。

ブルバキを始める前に、お店の経営の練習として、もっと料理をやっとくべきだなと痛感しました。なのでたまに、「わたしもいつか何か始めたい」的な相談を受けることがありますけど、自炊すると良いと思います。私は未だにどっちも苦労しています。

パーツ待ち
ヴィンテージのメガネ

19.12.23

ハットナット(1.2ミリ)の納品待ち。意外に早く98%くらい出来てしまいました。

取り敢えず、畳みの不良は捨てました。ブリッジとトップバーの水平を取ったときに畳みが崩れたので、多分蝶番の取り付けの左右差だと思います。こちょこちょ弄ると折れそうですし、そもそもそれぞれの箇所が、いまのプロダクトのような左右均等、精密さに溢れているわけではありません。このタイプは、直し始めると泥沼にハマります。

ブリッジに対してトップバーの左右差と、蝶番の高さや角度の左右差、どちらが正面から見たときに分かりやすいか?それが肝です。私は眉にかかる、トップバーの水平を優先しました。

レンズを嵌めて、テーブルタッチテストをして、全体で水平が取れたことが確認出来ましたから、メガネ全体で傾きが生じていることは無い、それはチェック済みです。

よく見ると、プレスのパターンが違います。蝶番部、フロント側は稲穂みたいな柄です。テンプル全体は、tronみたいな、台形の連発です。

溝が浅い為に、違いが分かりにくくなっているのかもしれませんが、在庫の銀無垢でも1本のフレームに於いてブリッジと腕の彫金パターンを変えるのは良さそうだなと感じました。好きな柄を彫るよりも、構造に合わせて無理のないパターンをあてがい、それぞれの箇所に適した彫金を施してみようと策略中です。そっちの方が、滑らかなのかなと。そんな予感がします。

これの1.2ミリ待ちです。今回は汎用のネジでレンズをとめました。最適な長さに切って、ネジ先の面取りを施してはいますが、メガネ拭きが引っかかりやすいですし、レンズが二重ロックで緩みにくくなりますし、一旦ハットナットを待ちます。

この上に被さります。

なぜ美しくないといかんのか
雑記

19.12.22

おそらく、その質問を頂いた時点で、もうそれが答えなので、そのときは、そうですよねぇ美しい物やとりあえず良いものが売れる時代は終わりましたね、いつまで意地はってやってるんでしょうね、みたいに濁します。ブルバキはどうしようもないですね、やっぱカルチャー無いわ。

美しいと、遺る予感がしませんか?それだけですね。凄い芸術家とか、そういう人だけではなくて、何か遺したいじゃないですか?一般的には家とか土地なんでしょうけど、メガネも良くないですか?持ち運べてコンパクトですよ。

クリエイターというと、なんだか厳かな感じもしますけど、職業じゃなくてもクリエイト出来るんです。そういうことが言いたかったので、銀無垢とか手彫りとか言い続けています。買っていただいたことで、遺る美しさを一つ、皆様が生み出してくれた訳です。そういうことなんです。

いよいよ怪しくなってきました
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

19.12.22

銀無垢ですが、本当に末の末なのか、年越すかもしれません。未だ納品無いです。

自主ルールで、銀無垢の製作に関しては金額の話と納期の話をこちらから製造にしないようにしています。いまのモノづくりの基本プロセスからどれ位逸脱出来るのか?というのも主題です。メガネのサラリーマンのときの主な仕事といえば、それしかなかったもんなぁ。納期確認という名の急かしをコントロールと呼んでいいのか?という疑問が当時はありまして、良好な関係ならば、向こうは向こうで最善を尽くしてくれているはず、と。だったらあとは、静かに待つだけかなと。私のコントロールするのは、注文数と要件全体の複雑さでしょうね。それは製作の前段階です。

まだ届いていないので、在庫を再掲します。おかげさまで、来年分かなぁと思って用意していた店頭在庫分も、埋まってきました。早くも、来年もどうしましょうね。

ブログは恐らくキモいしインスタはカッターマットの上から撮り続けピントがあってない時も多々、カッコいい付属品は無し。店内はふざけっぱなしで統一感無し。フレームをよく見せる工夫はゼロです。つまり皆様の眼が全てということです。余計な要素は除いたときに、自己と眼鏡だけ、極めて純度の高い対峙をして頂けることが、ここまで機会としてあるとは思いませんでした。これ程までに嬉しいという実感はありません。ありがとうございましたは、またお渡しの時に言わせてください。

1959年
雑記

19.12.21

いまのいままで、トニー・谷を存じ上げなかったので、衝撃でした。私は、カッコいいと思いました。お笑い狙いでフォックスアイを掛けているんですね。いや、でも、それ込みでカッコいいと思います。

ヴィンテージ眼鏡の観点から。たまには。ダブルダイヤのリベットですね。激レアです。ジェームズ・ディーンがダブルダイヤのリベットのメガネを掛けていたというので、ダブルダイヤのリベットというだけでもそれなりに高値になったりします。界隈では。

これからはダブルダイヤのリベットを見かけた際は、トニー・谷と同じリベットですねと、言いましょう。そして、あなたは、まだジェームズ・ディーン基準なのかと問いかけましょう。海外にわざわざ目を向けなくても、日本にレジェンドがいるじゃないかと。

演劇のパンフレットから載せました。学校が舞台となっていまして、他の演者もメガネをかけています。この時代のメガネの掛け方の裏が取れるという点においても、大変参考になる冊子でした。確かに、眼はレンズの真ん中、左右の余白は少なめで合わせています。

最高ざんす
ヴィンテージのメガネ

19.12.21

すみません、トニー・谷を一日中リピートして聞いていたら、ついざんすが口から漏れてしまいました。

フランスのツーブリッジの面白さと言ったらもう、最高ですね。全然これだけでは白飯は茶碗で何杯も食えなくて、ちゃんとおかずはしっかりと別に欲しいなとは思うんですけどね。やっぱりメガネはメガネなんで。多分、ちょっと前にこのフレームのことを書いたかもしれません。ついに販売となりました。また書いておきます。良いことは、何度言っても良いんです。期間を置けば。多分。

フランスの癖なんでしょうね。なんでもエレガントに、軽やかにしちゃいますよね。そういうのが垣間見えるところが、ヴィンテージの良さでしょう。

粗野で堅牢さをモットーにしているツーブリッジですら、問答無用に軽やかです。特にこれは、80年代に繋がるような、テクノ感が満載です。様々な要素を含むメガネは、様々な雰囲気を醸し出すのに役立ちますから、本当にいいフレームでした。

ブリーズブルーの10%です。

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