ディオールのムッシュです。ブリッジが上の一本だけですが、なんとなく言わんとするところはツーブリッジのゴージャス化およびエレガント化でしょう。そのちょっとバブリーな雰囲気とムッシュであることも鑑みて、80年代と推定しております。
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ブリッジが流線型で優美です。そこを目立たせるために左右の腕の作りはシンプルです。智は直線的でコンパクトにしてあり控えめです。全体としてやり過ぎ感が無くて良い感じです。
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コンパクトな一個智です。それだけでも見どころですが、ぴったりテンプルが180度で開いたところで合わさります。しっかりと直線を成しています。おそらくディオールの名を冠しているので、当時はその辺をごちゃごちゃ説明することなく、開いたときに違和感なく完成されるロゴの姿で語っていたのだと思います。
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このロゴも天才ですよね。しかもメガネの優れた作りによって、ちゃんとした楕円が形成されてブランドロゴが完成するという工夫が仕込まれており、ディオールのムッシュの中でも一際目立つメガネです。