銀無垢の手彫り925silver

20.09.19

もともと在庫で銀無垢に手彫りの装飾済みの物も置いてあるんですけど、銀無垢でボシュロムのダイヤ柄を彫ってもらったことがなかったので、やってみました。過去2回とも、SPMで手彫りで再現しております。

いつも載せるこれです。これを柄の見本にしました。優美さでいえば、職人さんの持ちパターンの方がエレガント具合高めであることは何度もアレコレ彫ってみて揺るがなさそうなんですけどね。分かってはいつつ、やはりこの柄はカッコいいので、優美さはカッコ良さでは無いのか、そこが乖離しつつあるのはいつからか?という考えを挟まずに彫ってもらいました。

ブリッジ真ん中は、当時物を真似して「昇る朝日!」みたいなあれです。

さっきの優美さの話に戻るんですけど、素材の柔らかさとシンクロ出来てない感はありまして、個人的にそれ故の物足りなさもあります。

実は、今回は注文分もありました。むしろその、シンクロしたときの優美さが変換されて煌きというアウトプットになったときに、キラキラ過ぎて気になるというご要望がありました。そこで銀無垢でダイヤ柄を彫ることで、総彫りの欲求を満たしつつ、キラキラ主張し過ぎないという両立を目指しました。

それを踏まえますと、煌きも程よくて、柄に歴史的な意味も籠りますし、良い感じに仕上がってきて良かったなという感じです。あとは好みの問題でしょう。いずれにしても、ようこんな細かく彫るなと、いつも感動します。

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