森繁久彌さんの映画。10年以上続いた人気シリーズです。通称社長シリーズ。
1968年の社長繁盛記は、明治村が出てきます。名古屋駅とバスターミナルの様子も出ますので、そういうところもご覧頂きたいところです。50年の重みを感じます。
加えて、森繁久彌さんのメガネがカッコいいんですね。昨今は、メガネのボリュームが落ち始め、洒落ているのはプラスチックとのコンビネーションか?メタルか?という風潮ですが、やはりプラスチックオンリーもメガネのパワーがあって洒落ています。
メガネの細かいところで言いますと、フロントにリベットが無いです(鋲のこと)。70年代から大量生産時代に入り、メガネの作りとしては、写真のような埋め込みに式になると言われていますが、この映画を見て覆りました。68年の段階で埋め込みの蝶番です。
その後、社長行状記(1966)も見ています。もちろん同じメガネでした。ちなみに、こちらはオフィスがめちゃめちゃ宇宙感の漂う感じでカッコいいです。
映画自体、コメディなので面白いですよ。