ご要望により、リベットは逃して磨きました。リベット付近にピンストライプみたいなキズがありまして、それを磨き取るついでに全部バフ掛けしております。
AOは少々厄介でして、レッドドットと呼ばれる機構があります。
ネジ頭が赤く染められています。このネジが特殊ではなくて、蝶番が特殊です。蝶番にシリコンチューブみたいなものがピッタリと差し込んであり、それにネジが通してあります。それの摩擦や噛み合わせのおかげで緩まない、ネジが抜けにくいというシステムです。ただし、シリコンチューブがピッタリ嵌りすぎて蝶番から抜けないため、フロントとテンプルがバラせません。いざ、磨こうと思うと、フロントとテンプルが別れない場合は、不用意に他方が伸びているため、バフの機械に巻き込みそうになります。割と厄介だったりします。
とりあえず、無事に終わりました。レンズサイズが異常に大きいので、0.4ミリくらい小さくしました。経年変化による、フレームの縮みでしょうね。パツパツでキツかったので、レンズの取り外しにも苦労しました。