メガネもジウジアーロの手にかかれば、車みたいになります。とにかく、物としてカッコいいです。この際、掛けてカッコいいかどうかは関係ないです。ジウジアーロをメガネで取り入れたいかどうかでしょうね。時計では物足りないとか。
写真はレストア後。残念ながら、肝心の先セルから臭いにおいが出ていましたので、交換しました。経年変化でダメになっていました。銀杏みたいな、樹脂製品特有のあれがプンプンでした。
デモレンズがない場合も、加工はもちろん出来ます。今回も、型板を用いて、フリーハンドで何となく形を決めた後にレンズを削り、それを砥石で整えて嵌め込みました。
カザールもそうですが、80年代のデザインでよくある、やたらブリッジ部分を空洞にする、このアクセントが好きです。他だとディオールとかサンローランのライセンス物でも見かけます。