ツインカラーvintage

19.04.28

レンズカラーが分かりやすいように、白の土台にて。今日は頑張って、写真を撮るためだけに作業場から移動しました。

サングラスレンズ専門のメーカーさんの、度なしレンズのカラーバリエーションを眺めていますと、どこで誰が掛けているのだろうか?みたいなカラーがゴロゴロあります。ということで、ブルバキの出番な訳ですが、組み上がりは割と面白メガネ感が無い、カッコよいメガネになってしまいました。それで良いんですけどね。それが正しい。

スモークとブルーのツインカラーに、標準でシルバーミラーがかかっています。後ろの金のミルクに負けない煌めきを放っていますね。割と手間のかかる贅沢なことをしているのに、度なしサングラスレンズは安価なのが魅力です。

レンズ単体でみると、予想以上に邪悪な雰囲気のカラーでした。そもそもツインカラー自体が、業界外では馴染みが無さそうです。スポーツサングラス以外でのミラー加工も同じくでしょう。その馴染み無さの掛け算なので、さすがに初見は邪悪さも相まって驚かれるかもしれません。まさに、金のミルクくらい濃い仕上がりな訳です。確かに私も、元はミルクの国しか知らなかったので、金のミルクが出たときはその濃さに驚いたものです。

今回のようなスペースエイジのサングラス等々には相性良さそうです。ポップさが中和されて、怖くて不気味な雰囲気とか、謎にテンション高そうで不気味とかでは無くて、ノリの良さそうな人くらいな感じに自分の雰囲気をもっていけそうです。度付きの場合は、ちょっと頑張れば可能です。これを見本に特注で染色をした後、シルバーミラーを掛ければ良いです。ミラーがあると色の完璧な再現は難しくなりますが、近い感じにはなるでしょう。テレビジョンフレームに積み込んだら相当カッコ良さそうなので、試してみたい欲が凄まじいです。

ちなみにフロントが緑、テンプルが黄色、でもディオールなんですよね。素晴らしいフレームでした。

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