上:ニードルスのサーモント
中:ドイツの70年代サーモント(リチャード風)
下:ドイツの70年代ブロー
ニードルスのメガネは、早い段階から70年代のメガネのテイストを再現していて面白いと、かねてから思っていました。今回は、お客さんの持ち込みがありまして、じっくり眺めることが出来ています。
70年代の日本は、ローデンストックが席巻しており、ローデンストック社のリチャードや、それ風のメガネが多く存在していたそうです。真ん中に載せたようなメガネです。対抗勢力が、エッセルホヤ(Essel HOYA)のナイロールと、その方は仰っておりました。堅牢さvs軽さスッキリさという構図だったようです。
このニードルスのメガネの面白さはアレコレありますが、私的にはプレスの柄です。シワみたいな、なんとも言えないイケてないプレス柄です。
普通は、もっと洒落た柄を、ブラッシュアップの為に打つんですけどね。いま私が使っている、当時物のメガネと比較しても分かるように、そのまんまな感じがいいですね。