蝶番直しvintage

18.06.11

フロントと、蝶番の合わせが合ってない謎のフレームのレストアです。コマがあっていますし、生地の模様やグラデーション具合も同一ですから、仕掛かり品だったのかもしれません。

初期段階です。

フロントの蝶番部分の幅が広すぎます。上1.5ミリ、下2.5ミリくらいはみ出ています。流石にここまで削って、合口を整えるのは初めてですから緊張しました。台無しになる可能性もあります。

まずは、電動カッターで荒削りです。チェーンソーアートみたいに、刃先をかすらせています。

電動の砂消しで整えます。この時点で綺麗になってきました。

番手を三つ変えて、紙ヤスリでひたすら水研ぎです。何とか上手くいきました。

バフも、番手を二つに分けて施しました。とりあえず、販売出来る状態にはなりました。

60年代ごろの作りをしていますが、この手のレンズシェイプでは珍しく、サイズが46ミリです。FPDは68ミリです。トップの画像のように、濃いめのカラーを入れても、掛けたときに窮屈に見えないです。良いフレームだなと感じましたので、時間をかけて修繕してみました。

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