触発されましたvintage

16.10.27

ブルータスのファッション特集より。2011/2012年秋冬は服のアーカイブあれこれでした。モードとトラッドが融合していた、個人的には大好きな時代です。

黒ぶちメガネのアーカイブという記事があり、読み返してみるととても面白いです。確かに2016年の現在でも、デザイナーさんやファッションの巨匠さんは、メガネの流行が細いフレーム、メタル、メタルとプラのコンビネーション等々のボリュームダウン傾向であるのにも関わらず、変わらず黒ぶちメガネとか、セルフレームというイメージがあります。

フランク・リーダーさんのチョイスが面白いですね。雑誌の12番のメガネです。服はジャーマンレザー等のゴツくて男臭い印象ですが、 メガネは80’sのデカセルとは意外です。確かに、フランク・リーダーの服に如何にもクラシックなメガネですと、今の時代感なら良しとしていますが、冷静に俯瞰しますとコスプレ感が出ていることは否定出来ませんので、メガネの抜け感でバランス取っているんでしょう。

マネしたくなりましたが、手元に同じ物がありません。いつも通り、自作でレンズシェイプを変えます。

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始めの状態。ボストン型でした。ちょっとかわいい感じです。

熱で、欲しい形を先ずは作ります。

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右レンズ(向かって左)を変えました。角が出るように引っ張った感じです。

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型板にトレース。ニッパーで大雑把に切って、後はひたすらヤスリで合わせていきます。

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左右を比べると、結構違いがわかります。あとは、右の型板を用いて左レンズも形を整えれば完了です。

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完成です。

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結構、近い感じに仕上がりました。フランク氏カッコよすぎます。

話は変わり、トム・フォードのメガネも、セルフレームは、黒色でなんだかんだボリュームがあったり、細くて大きかったり、70年〜80年デザインに近いものを感じます。顔になるようなメガネがいいということでしょうね。

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