自分用vintage

20.09.05

CasanovaのTAXIってシリーズです。書きながら調べていますが、カサノバは「女たらし」という意味っぽいです。タクシーは、あの日本語でも使っているタクシーの意味しか調べても出てこないんですけど、そうしますとデザインとチグハグで意味不明ですね。

かなりシンプルです。ざっくり大胆すぎるだけです。よく見れば、耳から耳へ、一直線の棒を曲げただけです。それにレンズがぶら下がり、鼻パッドがぶら下がっています。

鼻パッドも、まっすぐな棒を曲げただけです。とても簡素。上を突き出して取り付けたところにセンスを感じます。

ジョアン・ミロっぽいなと。あ、すみません、よく知らないくせに、なんとなくで例としてあげてみました。もはやアートの領域って言いたいが為に。まあでも、パッと見て眼鏡として成立するギリギリみたいな、子どもの絵がそのまま眼鏡になったみたいな感じが汲み取れます。それでいて、例えばカザールと違って構成要素が最少という凄さがあります。

もともと、グレーの濃い色でした。バイフォーカルですからね、カッコいい年長者だったんでしょうね。わたしは若造なんで、20歳前半の人々からしたらおじさんですけど、コパーの濃い色にして、眼鏡に渋みを足しておきました。

この手の陽気な眼鏡はとにかく楽しいですね。掛けた姿がカッコいいかどうかは知らんです。とにかく楽しいです。いつも、新しい眼鏡を作ると、近所のマックまで試し掛けで出歩きます。もうそれが無性に楽しいです。そして、この眼鏡を掛けながら食べるビックマックが、倍美味かったです。

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