水飲み鳥を買いました。名駅のハンズの10階で買えます。同じ階で、あのチョコのイベントが開催されております。あの列の長さを目の当たりにして、ただただ羨ましくなりました。あれと比較したら、ブルバキは暇の極みです。
現在も、これが新品で買えるということに驚き、衝動買いしました。昔から営業しているお店のディスプレイで、たまに干からびていたりします。それで何となく見たような記憶があったのかもしれません。
まじまじと店で観察しますと、シンプルなデザインの極みであることに感動します。まさにこれがシンプルということか!と、一人で納得していました。さまざまな物理法則・現象が、この一体で無駄なく可視化されています。そしてそれは、柳宗理が要にしていた「親しみやすさ」に溢れています。完璧です。確かにかわいいなと、無限に見続けられますからね。
何より電池が要らず、水だけで反復運動し続けるというのも驚異的です。ウィキペディアで調べますと、原理等々詳しく解説されております。面白いです。
話が飛びますが、「過不足ない」みたいなことがシンプルさに通じているのかもしれません。以前にご紹介したような、例えば耳にかける部分が細いフレームを見たときに、一般的にはシンプルなデザインと称されると思います。それで良いんですけど、なんかこう、その表現ではしっくりこないところもありまして、そんなことを考えていた時に、この鳥がハンズで水を飲んでいる光景が目に飛び込んできました。
この鳥が水を飲むのを眺めて感じたのが、その過不足なくということでした。変な表現ですが、多くの物は削ぎ落とすという装飾が施されているという感じがするわけでして、鳥のおかげで、自分の実感に自分なりに説明がつきました。