おすすめが刺さるzakki

22.10.25

初版が1992年ということで、本が出たときには著者はまだ40歳くらいでこの達観に至っていると思うとめちゃくちゃヘコみます。そして文章が、なんかとても良いんですよね。

NHKの理想的本箱で紹介されていた本です。あの番組の映像の帯がかなり良いですよね。あんなん見たら、全部面白そうで全部自分にフィットすると思ってしまいます。

将来が見えているか見えていないかで言えば、一回も見えたことが無いんですけどね。そもそも昔から将来を考えたことが無くて、見ようとか見たいとは思ったことが無いんですけど、番組を見て中身が気になって買いました。

番組内で、2皿目の“季節の野菜のエチュベ”が出てきましてインゲンの緑とトマトの赤がすごく綺麗だなと思ったんですよね。真ん中の白の根菜系?も、蜜芋みたいな感じに透き通っていて。野菜だけのお皿を見て、食べてみたいなあと思ったのは初めてかもしれません。なんせ、好きな食べ物がカスタードとチョコの人間なものでして。それで、料理はすぐに食べに行くことが出来ませんから、まず本を読んでみようということになりました。

本はコンパクトで180ページくらいなんですけど、値段が1,800円+税で実は一瞬たじろいでいます。恥ずかしながら。でもエイっと勢いで買ってみて良かったです。とりあえず2回読みました。料理の本ですけど確かに料理に限らず読みこめまして、本の帯で幅さんが“仕事”としているのも納得でした。

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