例の映画、ブルバキから徒歩3分くらいの距離にある名演小劇場で見ることができます。おそらく、インスタで載せれば商品のメガネよりも、修理に3時間費やした渾身の電動pezよりも、いいねを稼ぐのは間違いないので、ブログにて。
ルーペを頂いたことが一度きり、服を自分で購入したことがありませんから、そんな自分が見たところでどうかなと思いつつ鑑賞してきました。
細かいことはよく分かりませんが、とりあえずCAZALを掛けて行って正解だなと感じました。中・高と制服着用の学校に通っていました。今も昔も変わらずイケてないグループでして、学生の時に制服を着崩すという通過儀礼を通りませんでした。いまさら、それに近い心情を味わうことが出来ました。
映画の中で終わりがけ、マルタンは本当は楽しくなかったんじゃ無いかなというような推測がなされます。それこそ息を吸うように創造をしてきた人にも、そんな瞬間が訪れるのだなと呆気にとられてしまいました。
カタカナでクリエイティブといえば、何となくカッコいいくらいの印象しか抱いておりませんでしたが、もう少し恐ろしい行為なのかもしれません。行為に取り憑かれる、取り込まれる寸前までコントロールして自身を持っていかないといかんのでしょうね。少なくとも楽しい、楽しくないを超えてはいそうです。
そして、名演小劇場さんがすごいのは、同時期にアール・ブリュット関連の映画を2作上映するということで、創造について一層見識なのか理解なのかが深まるようになっていることですね。「描きたい、が止まらない」の方は、都合上、営業時間を縮めて観に行かないといけないので、困ってしまいました。