昨日、店を休んで病院行ってました。意外に早く終わってしまい、結局暇だから店でも開けようかなと考えていましたが、本当にこういうことってあるんですね。車が水溜りをはねて、下半身ずぶ濡れになりました。そこで意気消沈し、予告通り休みました。
で、頂いたコレを読んでいました。ちなみに、村上春樹さんはグレートギャッツビーの翻訳と、どっかのカフェで読んだ、僕らの言葉がウィスキーだったら的なエッセイしか読んだことが無いです。
この本も、「ナイキの本社に呼ばれたのに、持って行った靴とウェアがニューバランスだったというエッセイが至高」というので、もう既に面白いなと思って、ありがたく頂戴しました。とにかく全部面白かったです。
とくに前書きが良かったです。ビールは嫌いだけど、ビール屋の作る烏龍茶は好きな人もいて、それでもいいかな的な、自身の書くエッセイの立ち位置の説明があり、この部分で既に心を掴まれた気分はしていました。
最近つくづくダメで、メガネ以外は全部他人からの提案だったりします。メガネは本業ですし、自分なりに究めるという姿勢でやっておるつもりですから、楽しいかどうかは良く判っていないけど自分からのスタートということに満足出来ています。ちなみに、楽しいかどうか判っていないというのは、他人から「好きなことを仕事にして、楽しそうですね」的なことを言われると、そう言われればそうかもしれませんねぇという気分になるからです。
そうなりますと他のことは究める気もそぞろで、むしろ程々の心地良さを求めている以上、詳しいひとに教えて貰ったそれが、やっぱり総合的に良いよねという考えが染み付いてしまっています。それで困ったことも無いので、いまはその方針のまま生きております。
この前のスニーカーも、そのブログで書いたか忘れましたが決め手は店員の若い男性の「お兄さんはそっちっスね」でした。おそらく20代だったら、それに何となくイラッとしてどっちも買わないという捻くれをかましていたはずです。いまは捻り過ぎてブチっと千切れまして、少しでも優しくされるとそれで良いかなーという風になりました。本当はヴェイパーマックス2019を買うつもりでした。
予想以上に今週は銀無垢の話をしていました。さすがに驚き。
あと検眼の話も。その小休止に持ってこいの本でした。