小林秀雄講演第四巻 「現代思想について」”太陽は美しい”
ちょうど、昨日のようなことについて語りかけていました。
昨日の感じですと、主観だけの世界となりますね。主観次第で、美しい物が全くない世界が出来上がってしまうなと。なんかスッキリしないところに、言葉が降りてきました。
講演より
「太陽が美しいと思うのは君の主観か?太陽は美しくないのか?実際美しいものが向こうにあるんですよ。君はそれを美しいと感じるんじゃないですか?…芸術というものは、迷いの上に成り立っているのか?」
美しいかどうかと、好きかどうかを混同して考えているのが、私のダメなところですね。怒られた気分です。
共感というのは、実に不思議な体験だと、つくづく思います。その瞬間の嬉しさと言ったら、言葉にできません。