久々に、ヴィンテージの靴です。頂きました。ヴィンテージのお店の店主ですが、ここ2年くらい最新ハイテクスニーカーばっかり履いていました。別に良いんでしょうけど、なんかごめんなさい。ちゃんと好きですよ、なんでもヴィンテージもの。
カンガルー革らしいです。このぺったんこな感じと、滑らかなんだけどややパリッとした感じが、牛では出ないカンガルーの良さなんでしょうか?革の感じと靴のそもそもの形も要因でしょうけど、現行のぽてっと感は確かに少ないですね。
あとビックリしたのが、日本製のアディダスってあるんですね。やっぱり久留米なんですかね、どうなんでしょうね。
革より製造国よりも気に入ったのが、この靴紐です。ぺったんこで、普通の平の紐に、細く白いスジが3本走っています。今、スニーカーブームで靴紐専門のメーカーもけっこうありますけど、こういう技巧派な紐を見たことがないので感動しました。
とりあえず、革は困ったときのコロニル・ゴールドプレミアムを塗っておきました。紐は手でもみ洗いして、サッと漂白です。
カントリーってモデルで間違ってないと思うんですけど、アディダスのカントリーといえば松浦弥太郎さんの登場です。
本を買った当時はカントリー持っていなかったですし、そんなん気にしたら日本人履けないじゃんくらいにしか感じなかったですけど。カントリー手に入れてから読むと、ちょっとうるさいですね。
本の掲載品は、73年のフランス製の物っぽいです。この靴紐は、綿のただの平紐ですね。あの紐の方が全体がシュッと見える気がします。