アーカイブ:6月2017

平常運転
営業案内

17.06.30

加工機も無事に直り、平常運転です。明日、明後日のお渡し分も完成しております。

お渡しが重なりそうです。何卒ご了承くださいませ。フィッティングと、両眼視の具合を軽く診ていきます。

自作
目のことレンズのこと

17.06.29

両眼がちゃんと働き、それぞれの網膜で処理され、脳で一つの映像になっているか?これがメガネの醍醐味です。両眼視がちゃんと出来ているか。視覚が良好か。これが大事で、視覚の向上がブルバキとしての目標です。輪っかの切れ目が云々という話は、手段であって目的では無くなってきます。つまり、視力至上主義を改めなくてはなりません。ただ見えれば良いという訳でもないのが、メガネの面白さです。それは、人間の目とか人間そのものの面白さでもあります。数値だけでは、どうも上手くいかないのは、目でも何でも同じみたいです。

機械の修理中なので、自作で両眼視機能を把握できるキットを作っていました。一度処方した方も、経過観測として試させて下さい。

結構な額のする機械もあるみたいですが、両眼視の把握は、普段に近い状態のほうが精度が高いという見解もあるようです。機械よりも、割と原始的な器具の方が、お客さんの両眼視の状態を把握しやすいみたいです。とりあえず、作ってみました。

はじめての言語ゲームは、内容も抜群に面白くて良い本です。そして、何故か横書きなので、たまたまこの検眼にぴったりです。どちらもお楽しみに。

1週間で2回
雑記

17.06.29

壊れています。加工機。踏んだり蹴ったりです。いっそ、一遍に壊れて欲しかったですね。料金が嵩むので。今日はトレーサーの不具合。

とりあえず、明日は機械が回せる予定です。ダメそうなら、土日お渡しの方にはご連絡差し上げます。今しばらくお待ちくださいませ。

新旧の比較
ヴィンテージのメガネ

17.06.26

上:ニードルスのサーモント

中:ドイツの70年代サーモント(リチャード風)

下:ドイツの70年代ブロー

 

ニードルスのメガネは、早い段階から70年代のメガネのテイストを再現していて面白いと、かねてから思っていました。今回は、お客さんの持ち込みがありまして、じっくり眺めることが出来ています。

70年代の日本は、ローデンストックが席巻しており、ローデンストック社のリチャードや、それ風のメガネが多く存在していたそうです。真ん中に載せたようなメガネです。対抗勢力が、エッセルホヤ(Essel HOYA)のナイロールと、その方は仰っておりました。堅牢さvs軽さスッキリさという構図だったようです。

このニードルスのメガネの面白さはアレコレありますが、私的にはプレスの柄です。シワみたいな、なんとも言えないイケてないプレス柄です。

普通は、もっと洒落た柄を、ブラッシュアップの為に打つんですけどね。いま私が使っている、当時物のメガネと比較しても分かるように、そのまんまな感じがいいですね。

まさかの
雑記

17.06.26

玉摺機の故障です。下ネタじゃないですよ。レンズを削る機械です。昨日まで電源が入ったいたのに、今日はファンしか回らず…。動きません。

土日のお渡し分は、それまでに機械が直って、加工できると思います。遅れは無いと思いますが、移転の目前でまさかの出費です。

什器はアレコレ買えるのかどうか、とりあえず白紙です。

葦毛湿原
雑記

17.06.21

豊橋に仕事で来ているものですから、定期があるうちに葦毛湿原に行ってみました。

豊橋駅から、バスで30分くらいです。市街地から30分くらいで、ここまで人の気配が消えるポイントがあると思うと、豊橋の多様性に驚きます。

バス停は、住宅地のなかにあり、そこから徒歩で湿原に入り込みます。その途中は、街路灯もなく舗装もされていないです。朝方は散歩でそれなりに人がいるみたいですが、夕方手前の時間帯は、ほぼ人が居らずでした。目を閉じたときの孤独感が相当です。

人もいない、ほぼ文明の匂いもしないとなりますと、開放的な癒しの効果もあったのですが、それ以上に、時間経過とともに不安が増大する感覚の方がありました。なんかあったときに外部に連絡出来なかったら、どうしようかな…的な不安です。

後々これは、ちょっと面白いと感じました。プリミティブという言葉が、まっさらな自然を指しているとは限らないということでしょう。私の感じるプリミティブさは、人の気配が必要なんでしょうね。ばっちり文明に侵されてますね。

豊橋にお越しの際はぜひ。オススメです。それぞれの葦毛湿原の感想を、聞いてみたいですね。

新天地
雑記

17.06.16

そろそろ場所を探しております。初めから考えていた所に行く予定ですが、それなりにアレコレ見ようかなと思っています。

あと1ヶ月半くらいですが豊橋で頑張ります。この借り暮らしの状態で、私を信用して下さって検眼やら修理やらお任せして下さって、本当にありがとうございました。本来であれば、接客業である以上、先に私の接客があって成り立つべきです。ですが、今の形態、そして商品の渡り方を振り返りますと、私の接客よりも先に、お客さんの興味とか信用の投影があったように思います。それらは、アナログさんの中だからこそ生じているというのもあるのでしょうが、いずれにしましても、お客さんが先です。感謝しております。

明日から、アナログさんのイベントウィークですが、通常どおりブルバキは2階の奥に居ますよ。メガネ見られます。お待ちしております。

丁寧さ
雑記

17.06.15

丁寧な暮らしみたいなフレーズを聞くと、なんかしっくりこないことが多くなりました。変な日本語ですが、自分にとっては丁寧が凄過ぎちゃうんでしょうね。私が想起する丁寧さは、しょうもないですが、例えば袋ラーメンを食べる時に、それオンリーを避けて、野菜を切って一緒に煮込むイメージです。ひと手間的な。

丁寧なメガネ、ざっくりと良いメガネも、そんな感じかもしれません。まだまだ精進あるのみです。

パーツからの推測
メガネのはなし

17.06.15

さっきも載せたメガネです。フランスメーカーのヴィンテージメガネです。

70年代のライセンスフレームで、スポルディングがあります。日本のメーカーが、アメリカブランドのライセンスを、フランスの製造に出して作らせていたという、ちょっと面白い感じです。理由は様々考えられますが、ここではやめます。

スパルタ智の感じを比較すると、おそらく同じ製造では無いかなと考えています。

70年代は、良いメガネ=舶来物(フランス、ドイツ)という印象だったのでしょうね。

非丸メガネ
メガネのはなし

17.06.15

そういえばですが。

メタルの丸メガネ流行ってますね。昨年くらいから、ぼちぼち見かけるようになりました。

ヴィンテージですと、私の在庫にはセルの丸メガネが、あと数本あるくらいでしょうか。むしろ、丸では無い物が多いです。あって、楕円風ですかね。

70年代、フランス。14金の金張りです。

まん丸ですと、抜け感が出過ぎますからね。それを良しと見做しているだけであって、どの時代も、抜け感があるという感覚は共通にあるのかもしれませんね。どうも、倉庫を漁っていても、まん丸とかに遭遇することは少ないです。

曖昧な、どの名称にも属さないレンズシェイプのメガネも良いもんですよ。顔の各パーツに馴染むようにデザインされていたりします。その方が、丸とかよりも、掛けたら顔に馴染んで自然だったりします。

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