同一のお客さんのメガネです。当店でご購入していただきました。黒のコンビフレームは、松下幸之助さん風で好きでした。サンプラチナであったこともポイントが高い理由です。
両眼ともs-6.00くらいです。乱視はc-3.00 AX180なので、簡単に言えば上下に物凄く分厚いレンズです。それでも、ある程度のフレームサイズであれば、屈折率1.67でもスッキリと収まり良く枠入れ出来ます。アッベ数を重視するということで、屈折率1.60でも良かったくらいかもしれません。
こっちは、フレームが6カーブでちょっとややこしいです。強度数の場合は、レンズが大体1カーブくらいであがってきます。レンズ表面がほぼ平らです。
フレームカーブを落とすのにも限界があります。前回の増永さんのチタンフレームとは異なり、今回はある程度はフレームが触れます。4カーブくらいに落としました。レンズの薬研にも傾きをつけることで、リムに負担をかけることなく、レンズが入っています。
例えば、美観に拘るのであれば、カーブの深いレンズを選択する等々あります。それの方がこちらも加工しやすいです。リムとレンズカーブがピッタリ一致して、綺麗に仕上がります。ただし、それなりに値段も上がります。また、年齢的に老眼も2〜3年で考えられる方でしたので、普通の単焦点で済む方法で枠入れしました。