アーカイブ:5月2020

47の22
メガネのはなし

20.05.26

上が52□22で、ウェイファーラーの標準サイズ。これ自体は80年代の日本製のウェイファーラーもどきです。サイズの比較対象として、BICのボールペンと共に置いておきます。

そして、表題の47□22のサイズの本物のウェイファーラーが真ん中に鎮座しております。鼻盛りの依頼でお預かり中です。現行のウェイファーラーを調べますと、レンズサイズ52と54が出てきます。いつの間にかこの47ミリは終わっていたようです。それか調べ方が悪くて本当は継続品だったらごめんなさい。

数字だけ目で追えば、色無しで眼鏡で掛けたり薄いレンズカラーで掛けるなら、男性でもこれくらいのサイズで良いなあと思います。現代ならそのように思っちゃいます。そうなんですけど、何故かウェイファーラーの52サイズが普通という認識が投影されてしまうのか、コレに関しては妙に小さいようにも見えます。例えば、タートの類は44□22が至高とされていますが、数字上はコレよりも小さいです。あれらは小さく見えないのに。

結局は、フレームの色、リム等の細さ、フロントの全幅、テンプルのデザイン…あれこれあって、全体として小さく見える・見えないがあるんでしょうね。それはそうですし、これも何度もここでも書いていますが、顔幅や身長に対してどうなんだとか、そもそも得たい雰囲気に対してどうなんだというのも、実際は眼鏡のサイズが関係してきますから、最終的にその眼鏡のサイズが私にとって大きいのか小さいのかは、掛けてみないと分からないってことですね。

以下は、かなりの余談です。

多分10年以上前なんですけど、テレビでルーズソックスの解明をしていました。何故女子はルーズソックスを履くのかと。その時すでに過去形で、あのとき履いたのか?だったかもしれないです。

そこでは、足が細く見えるから履いているという女の子のヒアリング基に調査をしていました。調査は、同じ女性の写真が2枚で行われ、一方はやや腿が出るくらいのミニスカートにぴったりとした靴下。もう一方は同じミニスカートにルーズソックスでした。そして、男女何人かに聞き込みをし、どちらが足が細く見えるかを調べていました。その記憶が強烈に残っていまして、そのお陰で現在コレが書けています。

男性は、足首にかけてキュッとなっている、ピッタリソックスの方が足が細く見えるという意見が多く、女性は足首から腿にかけて真っ直ぐに見える方が、足が細く見えるという意見が多かったです。

コレがまんま今の眼鏡のサイズの観点に、そしてその男女差に通ずるなと、急に思い出した次第です。男性は一点突破で、眼とフレームの関係に重点を置いて、そこでジャッジする場合が多々です。よりジャストの方が、FPD=PDに近い方が小顔に見えるから、とかは気にしていなそうですけどね。女性はフレームの全幅と顔幅を比較して顔が小さく見えるかとか、姿見で確認して、逆に眼鏡がデカすぎないかとかをアレコレしてジャッジしている気配がします。

そういえば販売実績を振り返っても、FPD=PDとなるケースが男性は多く、女性はFPD≧PDとなるケースが多いですね。男性の結果は点で、女性の結果は線(領域)です。

ここまで考えますと、じゃあ今の女子高校生はどうなんだ?という疑問が湧いてきまして、おじさんである私が、街で変なサングラスを掛けて積極的に観察をしてしまいますと、いろんな意味が変わってきてしまいますから、視界に入ってきた方をフワッと目視をするわけですけど、、あんまり書くと余計に怪しいですね。まあ普通に地下鉄の駅で見ますと、スカートは膝上なのは同じで、靴下が違います。踝くらいか、素足っぽいやつでローファーな訳で、今までの議論を汲めば、アレ?って感じです。細く見せたい云々ではないのかも知れませんが、なぜ今度は靴下の存在を減らす方にシフトしたんでしょうね。眼鏡もそうですが、 その認識とか感覚というのは、時代に影響されているなとつくづく思います。

バチっときました
925シルバーのメガネ

20.05.26

バタフライ系のレンズシェイプにすると、完全に雰囲気が変わりますね。フレームの装飾とか貴金属の雰囲気からすると、女性らしいレンズの方が、やはりといいますか相性は良いですね。かなりバチっと且つしっくりきました。

レンズシェイプの変更の依頼でした。度付き加工の前、プレでCR39で組んでみました。それを忘れて、ちょいっと調子を取ったところ、左レンズが欠けました。つくづくCRは脆いなと、そして1.60や1.67というのは粘っているんだなと感じます。本番はちゃんとするので見逃して下さい。

様々なことがあって、2020年は金の値段があれよあれよと上がっています。もう6,000円オーバーが固定しそうな雰囲気ですもんね。ちなみに今日は6,627円/gです。ちなみにちなみに2000年の田中貴金属さんの小売価格の平均が1,014円/gでした。この頃の私は、多分アーマード・コア2のことか、カードのMTGのことしか考えていなかったですね。色々な角度から、20年の厚みを感じました。

銀無垢とK14ホワイトゴールドによる、この手の構造の物が20万円代というのも最後でしょうね。

眼鏡屋の眼鏡事情
ヴィンテージのメガネ

20.05.23

自分の眼鏡作りました。ちょっと前に紹介したやつです。自分で使います。

初めて、プラムというカラーにしてみました。小豆の煮汁みたいな色です。赤味が弱く掛けやすいかも。濃さはこれで25%です。

マウンテンバイクに乗るときに、ティアドロップやツーブリッジの眼鏡を掛けて、トータルで80年代コスプレっぽくしても良かったんですけど、眼鏡屋が改めてやる事でもないかと思い直してコレにしました。

手彫り追加
925シルバーのメガネ

20.05.23

この前のドロップオクタゴンの入荷分から、一本手彫り仕様にしました。最近、眼鏡の本体ばっかり買っていましたね。こういう時期ですし、バランスよく仕事をお願いしたいなと思い立ち、在庫分として彫金してもらいました。

サンプラチナの彫金の鋭さは、いつ見ても美しく突き刺さります。いい感じです。

昨日から開いてました
営業案内

20.05.23

昨日から、営業時間は短縮して再開していました。一応18時までにしています。

お客さんに、様子を覗きに来て頂いて安心しました。ありがとうございました。これで、すやすやぐっすり眠れるなあと思って、気分良く昨日は帰ってしまったんですけど、帰る前に各所更新しないといけませんでした。大事なことなのでもう一度、昨日から再開しました。

金曜日から
営業案内

20.05.18

次の金曜日、22日から開けてみようかなと思っています。

(営業再開まで、あと4日)

癖になる
雑記

20.05.13

キリンレモンのコマーシャルにハマりました。あまり気に留めていませんでしたが、アレって歌詞がしっかりあるんですね。今回のバージョンから足したのでしょうか。

コマーシャル最後の「晴れわたろうよ」の部分が良くて、晴れわたるなんて「晴れわたる空、広い海…」的な物語の導入でしか聞かないなと、日常会話で「晴れわたろうよ」なんて使ったことも無いんですけど、晴れわたろうよって何だか良いですね。日常で使わないからこその、歌詞にした時の程よい違和感が素敵でした。

急展開ですが、緊急事態宣言が解除されるかもということで、店をどうしようかなと。それこそまさに、解除されたところで気持ちが晴れわたるとは限らないんですけど、程よく戻していかないとですね。

いずれにしましても、今週末は休みにします。昨日の眼科さんの出張で、お陰さまで加工がパンパンに入ったのと、すでに週末に受け取り予告を頂いているので。

(営業再開まで、あと(未定)日)

ブラッシュアップ終了
メガネのはなし

20.05.08

ブルバキオリジナルのセルフレームです。今年も懲りずにテレビフレームにて。新色でクリアのブルーグレーです。

自分で使って、都度改良して、その結果もフィードバックしております。それで、もうこれはレンズカーブを6カーブ指定するべきですし、それ以外不可だなということで、今回はフロントにもカーブを初めからつけております。この前のブログで、テンプルを弄って前傾角を増やしたと書きましたが、これで更に完成がイメージしやすいかと思います。

テンプルの処理は、ほぼ前回同様です。前回との違いは、フロントの接合部分から滑りを演出してみました。

比較するとこんな感じです。

生産は前回同様イギリスで、変な言い方ですけど総ハンドメイドです。

これも毎回言いますが、個人的には手造りだけではあまりピンとこないタイプです。それは分析の結果であるべきですからね。加えるなら、様々な界隈で“おじいちゃん”というのがキラーワードになりがちですが、それもあまりピンとこずです。良いなと感じたもの、それが若人のマシーンメイドということもあり得ます。それは、従事する若人にとっての救いにもならないかなと思うんです。もちろん、機械では作れない手仕事の美しさ、熟練の技による美しさに惹かれないことは無いですよ。銀無垢等々の、無垢ものの手彫りはまさにそれですから。

ということで大事なのは、それでしか作れない良さなのか?でして、それは自分のオリジナルフレームにも厳しく適用すべき判断基準となります。今回もイギリスから届いた物を見て、値段も考慮に入れて、結果、かなり自ら手を加えております。修正には合計3日かかりました。

とにかく、真っ直ぐな光の反射をどの角度からも無くせるように、あり得ないことですが流体がそのまま纏まって空間に存在しているような感じを目指しました。ただその為にひたすら頑張りました。それが何だと言われると困りますが、見て気分良くて掛けて気分良さそうなのでくらいしか考えてないです。

音で伝えるならば、トロトロのヌルヌルです。トップの画像から伝われば嬉しいですね。実物は、もう少し表面に水を帯びた感じになって綺麗です。

最後、簡潔にまとめますとこのフレームはブルバキオリジナルのセルフレームです。そしてもう少し詳しく述べれば、30代前半をどのように捉えるかに依りますが日本のおじさんによる手仕上げの製品です。…やっぱり、おじいちゃんの手造りの方が響き良いですね。

特注在庫
925シルバーのメガネ

20.05.08

今日は店に居ました。

発注したことを忘れてました、サンプラチナの玉型特注で、しかもブリッジ22ミリと24ミリで注文出してました。キャッシュアウト確定です。とほほ。悲しいときに“とほほ”は、多分昭和です。

ブルバキの定番として店頭在庫をするべきだったので、このタイミングでも良いんですけどね。銀無垢のドロップオクタゴンも在庫がありますので、値段や素材の違い、それら引括めた風合いの違いで比較検討が出来るようになりました。店は休みなので、6月以降に。

レンズ幅はともに44ミリです。

5月末まで延長休業
営業案内

20.05.07

緊急事態宣言の期間が延びたので、休業期間も延ばします。とりあえず今月末まで。そこからは、もう開けないとお金の面でアカン宣言を行政とは独自にする事で、店を開けると思います。

いまのところ休業中に、あれこれしようと思ったことがほぼ出来ず。良くも悪くも育休っぽくなってしまいました。なので、5月は在庫の整理と、店についての思索に耽ろうと思います。

最近の休み過ぎてなんだか調子狂ってきたエピソードは、猫のことをニャーニャーと呼んでいる自己を公園で認識し、ハッとしたことでしょうね。

眼は、発生的には脳みそから突出して出来上がるわけなんですけど、赤ちゃんを見ているとなるほどなるほど、確かにそうだなと確認出来ます。身体が大きくなる、眼も大きくなる、網膜で光を結べるようになる、物が見え始める、脳に刺激がいく、脳の活性化で反射・反応のバリエーションが増えてくる…。こんな流れがアレコレの本に書いてあった気がしますけど、まさにそんな感じです。今は、あれこれなんでも見ることで脳が成長しますし、脳が成長する事で注視する対象が増え、それで一層見ること増えて…というループを日々感じます。

ただただひたすら休んだ言い訳ですが、そういう観察から、眼と脳の関係の強さ、というよりも発生まで遡り、眼は脳と変わらないなと、改めて感じた次第です。医学の本に書いてある通りでした。

小林秀雄が見ることと考えることの同一視をしていたのを何かの本で読みましたが、その直観を分析してみても、やはりそのようだと至りました。見る、見た、その瞬間が全てでしょう。

(営業再開まで、あと25日)

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