アーカイブ:6月2024

黒檀のメガネの経過観察
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

24.06.05

黒檀のフレームですが、2ヶ月ほど使ってみています。昨日の二本入りケースでチラ見せしていたあのフレームです。

だいたい週の半分ほど使っています。洗う頻度としましては、使った日の夜、寝る前に水で全体を洗ったのち軽くタオルで拭く程度です。

洗剤を使わずけっこうコネコネ触っていた為か、艶が出てきました。セルにしてもその他天然素材にしても、基本はカサつく方向に変化しますけど、光沢が増える方向に経年変化があるのは良いですね。木の感じを出来るだけ抑えるということで開発しましたが、使うごとに木の質感が少しづつ露呈するのは面白いです。

なんだかんだでフィッティングが要りますね。フィッティングレスという触れ込みでしたが、バネの力が強いと夕方くらいに痛くなります。また、このブルバキオリジナルに関してはテンプルエンドが細いため、耳の接地面をしっかり作り込んで増やして圧力を分散させる方法がベストでした。

自分のは左右の耳に当たる部分の削りを増し、テンプルの開きもめちゃくちゃ増やしました。木の摩擦が凄まじいので、側頭幅160ミリに対してテンプルの開きをそれくらいにしても、全然メガネが下がりません。その状態では、バネの力はほぼ無いに等しいのですが、いまのところ問題無いです。それであればバネ切れのリスクも減らせるので、掛ける人それぞれですけどバネの力を抜いても良さそうです。

見える箇所だけ、蝶番ネジをマイナスに変えています。

 

同じタイミングで使い始めた箸を載せておきます。一位の木です。いかんと分かりつつ、やっぱり油汚れとか気になるので洗剤でハードめにゴシゴシ洗い、食器乾燥機でパッキパキに乾かしています。紹介したメガネより、もっと過酷な環境でも割れることなく箸として成立し続けてくれていますが、艶はなくカサカサしています。やはり使い方とか環境次第ですね。

これ良さそうです
雑記

24.06.04

2本入りケース界に新たな刺客が現れていました。

中敷を畳むと、特大1本入りケースになります。60年代のめちゃフロントにボリュームがあって畳みで嵩張るフレームや、70年代のめちゃレンズがデカくて大きいケースじゃないと歯が立たないフレームも収納出来ます。現代のスポーツサングラスも入りそう。

 

1本ずつ収納するにしても、けっこう畳みで嵩張るフレームがそれぞれ収納できますし、個人的に一番良かったのは、ケースの中でフレームがカチャカチャ動く量が少ないというところです。レンズとかフレームとか、ケース内でコツコツと鳴っていると、割と気になっちゃう派です。

あとは、素材がEVAとポリウレタンで、めっちゃハードなケースではありませんが、適度な弾力性とコシがあります。カバンに放り込んでも耐えうる張りは感じました。内側からのカチャカチャの衝撃も吸収しているので、コツコツ音とか、いろいろ気にしなくていいので個人的には理想のケースに辿り着きました。良いですね。

カッコいいメガネケースに憧れますが、結局は持ち運び用は実用重視になっちゃいます。とりあえず在庫しておきます。

レジェンド
雑記

24.06.02

トミカのシステムを詳しく知らないのですが、新しいクラウンがトミカ化されていたので、そろそろこのピンクも無くなるのかなぁどうかなぁというので、心配でとりあえず買いました。

もう10年前なんですね。ものすごく衝撃的だったと記憶しております。しかもあの価格でこれをやってしまうという凄さ。特にクルマが好きというわけでもなく、クルマ情報にあれこれ触れ続けている人間ではないんですけど、これは向こうから視界に入って来ましたし、いつまでも記憶に残っています。

自分で店を始めて、銀無垢で商品を作るということを続けておりますが、その過程でいつもこのクラウンが頭をかすめます。この“ワオ!”を越えられているだろうかと(いや、超えられていない)。わりと崇拝です。

とりあえずトミカで所持です。

空いていたので
ヴィンテージのメガネ

24.06.02

こっちもあります。

色違いをブログに載せたか忘れましたが、濃い茶の方はブログにあれこれ書いたはず。めっちゃカッコよくてオークリーのトレンチコートに似ているヴィンテージのフランスのフレームです。

本日あれこれ盛り上がりまして、そういえば私がどう呼ぶかは自由だなと。しかも誰も命名していなそう。そうだ、めっちゃ感動した私が名付け親になってあげるということで、今日からあなたはトランシェとして生きなさいと決めました。トレンチは英語で、調べたら塹壕のフランス語はトランシェ(tranche’e)だったので。トレンチ・コート(英)、トランシェ・マントウ(仏)というのはいろいろ問題ありそうですし、何よりもトランシェマントウなんて贅沢な名だねぇってことで、トランシェ。ちょうどゴーグルっぽいデザインですし、もうトランシェにしか思えなくなりました。

デザインでいえば、完全にスペースエイジ全盛期な造形で60年代かと。当時のピエール・カルダンの服っぽい雰囲気が漂っています。あとはパントンの世界観とかに通ずる宇宙っぽさが溢れています。

作りからいえば、テンプルが芯なしで蝶番が座ボリなしでリベットの面が合わせてあって…と、もう少し古そうだみたいなことも述べられそうな要素が詰まっています。

特に最近カッコよく見える
ヴィンテージのメガネ

24.06.02

エッセルの眉毛メガネ、サーモントです。サーモントもエッセルの手にかかればナイロール仕様です。サーモント⇒重厚感という連想を見事に裏切る軽やかさです。眉毛の形も、ちょっとシャキーンっとしていて、スポーティーな軽やかさがあります。天地が浅めなのも気分というやつですね。

ありがたいことに、度なしで厚み指定のレンズを頂きました。厚みマシの3.0ミリです。

近視の凹レンズと異なり、度なしの厚みマシは均一に厚みが増すので、結構重くなります。度なしレンズの厚みが大体2.0ミリ前後であることを加味しますと、ようやって3.0ミリということでそうしました。

練習で削った、度付き(s-4.50)1.60材のレンズ。

ご注文の、度なしの3.0ミリ厚レンズ(1.60材)。

CRのレンズ(中心厚2.2ミリ)。

ということで、ぶっちぎりに3.0ミリ厚のレンズが重いです。そして今回も、度なしのCRとまあまあな近視の度付きのレンズがほぼ同じ重さという結果になりました。伊達メガネも結構大変です。

 

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