枯れ925silver

21.12.05

銀無垢のカットリム、自分で使ってみて年明けでそろそろ一年くらいになりそう。

リム周りと鼻パッド周辺は何もせず、そのほかは手でスリスリ擦ったり、布のシルバー磨きで擦ったりしました。模様もしっかりと黒ずみまして、立体感が増しましたね。ともなって重厚感もさらに増しました。

以前に、手彫りとプレス模様と風合いの違いやら何やら書きましたが、使ってみてプレス模様ならではの良さも分かりました。まさにその、研磨剤入りの布で磨きながら、黒ずみをコントロールして自分好みに出来るところですね。

手彫りでももちろん布で磨くことは可能ですが、手彫りの切削の鋭さ、折角の角が丸くなってしまいます。なので手彫りの風合いを保存しつつ綺麗にしようと思うと、光沢液で一気に全部をピッカピカにするしか無いんですけど、プレス模様であれば始めから丸みがあるので、気にせず好きな箇所を狙って布で磨けます。これは楽しいですね。ハードに使ってゴシゴシ磨くという感じで、インディアンジュエリー等のシルバーアクセサリーに通ずる感覚で使い込めます。むしろ、使い込んで溝が浅くなった方がカッコいいみたいな価値観もありますよね。

黒ずんでフレーム全体に重厚感が出ますと、なんだかクリアなレンズのサッパリさが気になります。そこで、レンズを変えてみました。やっぱり色入れました。

アリアーテでは無い、他所のライトブラウン20%です。アリアーテの茶色だと親戚的な渋さが出ますし、フェアオークルのような色味だとシューティンググラスっぽくなり過ぎるなと。どっちも好きでやりましたが、今回はテーマを変えたいなと。ちょっと前のベージュのような色味で何か、調光が止まって色が抜け無くなったときの色のような曖昧でやや枯れた雰囲気が良いなと思って、これにしました。コップの底の麦茶みたいな色ですね。

個人的に相当ささったので、とりあえずオススメしちゃうと思います。

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