カールトンvintage

20.09.23

日本の、古物の観点からしますと、ヴィンテージ眼鏡といえばローデンストックであり、中でも、やっぱりカールトンということになると思います。

これくらい大きなレンズの横幅の場合は、必要な度数がプラス度数の場合、あんまりやりたくは無いですが、径の拡大が必要です。径の拡大は、中心厚の増加とセットです。物理的に生地が足りないとかで無ければ、基本は径というのは縮小させます。

折角なので、どうせ径を大きくするのであればと、ついでにカーブ指定もしました。厳密に言えば、普通の単焦点でアレコレ特殊な指定をかけるのではなく、スポーツ系のハイカーブレンズをポコっとはめています。

カールトンのイメージは、とにかく精悍で堅いわけです。堅くて良いんですけど、堅すぎないこの感じは、レンズの丸みがもたらしている気がします。ということで、レンズの形状をこだわって、それを保存しました。

堅さに、スポーティーさまではいかないけれども、アクティブな感じ、腰が重い訳ではありませんよ感が足されたと思います。

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