ヴィンテージのメガネなんですけど、foster grant です。前も載せたかもしれません。
このメーカーは現存しております。ちゃんとインスタやってまして、その紹介文は「Stylish eyewear at an affordable price since 1929」となっています。カッコよくて安いと宣っています。業界では「吊り下げサングラス」と言ったり言わなかったりしますが、例えば回転ディスプレイに掛かっているタイプのお値打ち価格のサングラスを作るメーカーです。
それは、作りからも明らかです。
はめ殺しタイプです。ネジ留めではありません。ただし、今回もリムをこじ開けずに、傷だらけのアクリルレンズをCR-39に交換しております。やり方はひみつです。
色々ありまして、めっちゃカッコいいけど、ブルバキが販売していいクオリティなのか?とか、度付きは厳しいなあとか、鼻パッドが一体物でカッコいいんですけど、フィッティング不可だなとか。店頭では隠していました。まあでも、とりあえず難しく考えずに持っていきます。
こういう、ギリギリのきわっきわ、本物のチープさも良いですよね。そもそも、この手のものは遺そうと思う人もいなかったでしょうし、デッドストックにしても多くは湿気で緑青が浮いてダメになっていたりしますから。チープな作りであるからこそ、残っているということが奇跡なわけです。うーんたまらないです。