なぞフレームvintage

21.12.01

ぱっと見、esselで作っていた時代のホヤフレームかと思いきや、フランス製ともホヤとも書いてなく、ボクシングによるサイズ表記と先セルNO.20のモデル番号のみ。エッセルの模造みたいなフレームが、国内で作られていたんでしょう。

メッキの浮きが無く、細いシングルブリッジでしたが捻れも少なくてメガネとしてちゃんとしています。

リムネジがテンプルで隠れておらず、繊細なフレームに対してモリッとはみ出ています。蝶番ネジも、下からナットで共締めしていますが細い腕に対して節のようにポコっと出ています。テンプルの装飾が真ん中のプレスのラインのみなので、この二つが目立ちます。こういう、不可欠な構造を剥き出しにしないで収めるという美意識も分かりますが、古ビルの配線みたいに剥き出しでもそれはそれで良いなと思います。剥き出しの極致、むしろ誇張をすることでレジェンドになったのが、ゴルチエのメガネという感じでしょうね。

とりあえず全体のクリーニングと各パーツの交換しました。そもそも汎用品が付いているっぽいので、現行と差し替えても大差ないかと思われます。

クリングスの取り付けがスネークヘッドでした。

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