パーツ待ちvintage

19.12.23

ハットナット(1.2ミリ)の納品待ち。意外に早く98%くらい出来てしまいました。

取り敢えず、畳みの不良は捨てました。ブリッジとトップバーの水平を取ったときに畳みが崩れたので、多分蝶番の取り付けの左右差だと思います。こちょこちょ弄ると折れそうですし、そもそもそれぞれの箇所が、いまのプロダクトのような左右均等、精密さに溢れているわけではありません。このタイプは、直し始めると泥沼にハマります。

ブリッジに対してトップバーの左右差と、蝶番の高さや角度の左右差、どちらが正面から見たときに分かりやすいか?それが肝です。私は眉にかかる、トップバーの水平を優先しました。

レンズを嵌めて、テーブルタッチテストをして、全体で水平が取れたことが確認出来ましたから、メガネ全体で傾きが生じていることは無い、それはチェック済みです。

よく見ると、プレスのパターンが違います。蝶番部、フロント側は稲穂みたいな柄です。テンプル全体は、tronみたいな、台形の連発です。

溝が浅い為に、違いが分かりにくくなっているのかもしれませんが、在庫の銀無垢でも1本のフレームに於いてブリッジと腕の彫金パターンを変えるのは良さそうだなと感じました。好きな柄を彫るよりも、構造に合わせて無理のないパターンをあてがい、それぞれの箇所に適した彫金を施してみようと策略中です。そっちの方が、滑らかなのかなと。そんな予感がします。

これの1.2ミリ待ちです。今回は汎用のネジでレンズをとめました。最適な長さに切って、ネジ先の面取りを施してはいますが、メガネ拭きが引っかかりやすいですし、レンズが二重ロックで緩みにくくなりますし、一旦ハットナットを待ちます。

この上に被さります。

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