金城学院大学の広告が良かったです。色覚についてのやつです。地下鉄でお越しの際は、是非中吊り広告を見てみてください。
色覚もそうですし、味覚とか他もそうなんですが、同じ世界を共有できているかどうか、そもそもそんなものがあるのか、かなり疑わしくなってきます。
クオリア云々ではなくても、例えば乱視の未矯正で色が薄く見えてしまっていることは、それなりにあるケースです。気がつかなければ、その人にとっての世界は、他の人に比べて薄いままです。
でもそれは、そんなに悲観的なことでもなく、むしろ何気なく行われる共感とか同じイメージを共有するということが、結構すごいことなんだなと感じられるので、それなりに良いことでもあると思います。