作業しながら考える、音楽聴きながら本読みながら考える、作業と作業のちょっとした合間に分からなかったことを調べる、高校生くらいの一番集中力が持続していた時代に戻った感じです。あれこれかきたくて仕方がない。
ここ半年ほど、土日はお客さんの接客、対話で集中力を消耗するので基本は更新出来ていませんでした。いまは思考が止まらないですし更新の意欲も湧くので書いています。
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」伊藤亜紗 光文社新書 2015年
見えるとは何なんでしょうね。直近の話でいえば、正しく見えているとか綺麗に見えているというのは、網膜の中心窩に光を当てるだけでは不十分なわけで、結局はその光を処理する脳みその鮮明さも要求されます。くっきり写っていても、脳でそれを見せなければ見えていないも同然です。
なんとなく目を開いて、なんとなく世界を鮮明に味わっている気分になっていましたが勘違いでした。いいタイミングで新しい処方と、この本を読んで気付けました。いまは、これまでの様々を見直したい気分です。