ダダzakki

17.11.06

中原中也から、ダダに流れています。そもそもダダを曖昧にしか知らないこともあって、しっかりとあの詩に共感できなかったので調べることにしています。

「ダダ 芸術と反芸術 ハンス・リヒター著 針生一郎訳 美術出版社 1966年」

もっと虚無的な、諦めを伴うものかと勝手に思っていましたが、全然違いました。対立するものを融かしあうのか、昇華させるのか、まだその違いは読み取れていないです。いずれにせよ、まだ本は途中ですが、「やーめたっ」という感じは受けていません。さらにここからという思想なんですね。

P.64の「…ダダは自然と同様に無意味なのだ。」という箇所、無意味であることと無価値であることを混同せずに述べている部分、簡潔でグッときます。

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