原始ナイロンzakki

24.09.18

先週買いました。

新品の販売のお店なはずですが、めっちゃ古そうなナイロンでした。ペラペラで、織りが密ではない感じが堪らんです。

すぐ破れてしまうかも。値段はお手頃価格だったので、破れたとて諦めがつきますが、めっちゃ好きなので大事に長く使えるように努めます。

タグの感じも良いです。いまのプロダクトっぽい雰囲気が一切無いのですが、新品の販売のお店で買いましたし、やっぱり現代の製品なんですかね。それか古い物の未使用新品か。はてさて何者なんでしょうね。

ちょうど千葉雅也の『現代思想入門』を、3度目か4度目読み終えたタイミングもあり、精神分析的なことを書いてみます。おそらくこの手のナイロンが好きなことを遡ると、ナイロンにまつわる一番古い記憶では幼稚園のときのミッキーのリュックに繋がります。遠足のときにそのリュックが使えることがとても嬉しく感じていたと、そういえば思い出しました。あれ好きだったなぁ。

この手の風合いのナイロンの記憶だと、あとは小学校のときに乗っていたマウンテンバイクの、フレームについていた小さい三角形のカバンですね。あれが付いているから、全体がカッコよく見えていました。ママチャリには小さいカバンが付かないですからね。

店をはじめたときはアラサーで、いまはアラフォーの入り口にそういえば立っていました。店をはじめて8年半、名古屋では7年が経っています。自分の所属する世代が移りゆくことによる危機はいつも覚えています。それであれこれ趣向が変わったとか変えたとか、むしろ変えなきゃくらいな意気込みで焦っていたこともありました。結果、変わってない部分もありますし変わった部分もあるんでしょうけど、好きの根っこは変わらず大体あの辺に在るということに気づきました。焦ったとて、原始好きは変えようが無いんですね。好きの泉となる、人生におけるある決まった幅がありそうです。それが高校生くらいまでを幅とした泉で、音楽とか映画とかが好きの根源になっているとイケてるんでしょうけど。おそらく私の場合は小学校3年までって感じです。長く期間を取っても小6ってとこでしょう。

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