アーカイブ:9月2024

体感8年
雑記

24.09.13

店を始めたときくらいかなと思って買ってみましたが、発行が2011年でした。もう13年前でした。

眉の新色
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

24.09.13

作ってみました。銀無垢のサーモントの新色です。眉が黒マットです。

いまのマットブームにさらに乗ってみました。ただ、銀にしてもサンプラチナにしても、金属の肌理と光沢がやっぱり好きなんだよねってことで、まだまだ金属部分を積極的にマットな質感にするのは私には躊躇いがあります。この前のテレビの『マツコの知らない世界』における金特集も、ピカピカの光沢があるものが多かったですしね。貴金属のマックス光沢の、あの目が吸い込まれる感じが堪らないんですよね。

そんなこんなで、スッとそのまま波に乗らないのがブルバキです。ということで眉だけにしました。眉はプラスチックなので。砂うち加工でマット仕上げに。

現代的なラグジュアリー感がめっちゃ足されました。モノリシックな存在感が出ました。これはこれでめっちゃ良いですね。

 

自転車で通勤しておりまして、行き帰りの往復でジープの四角い車や、ベンツの四角いごっついのをぼちぼち見かけます。気にすれば確かに、あれはカスタムなのか純正カラーなのか、黒マットを見かけます。本当に全てがマットな場合もありますが、金具やらなんやら光沢を残しているバージョンを見かけまして、特にその光沢とのコンビネーションを何台か眺めたときに、黒マットが高級に見えるということが真に納得出来たんですよね。それでメガネも、もっとやってみようと思い立ちました。

直近のインスタの時計もそうですが、基本的には私はスコーンっと軽快にしたいタイプです。ミニ四駆は肉抜きしてなんぼの世代です。そして今回は自分の趣向とは逆をやってみようとしております。ちなみに、この銀無垢のサーモントの初披露時は、慣例通りの黒(光沢あり)と異例なクリアグレーを作りました。軽快さを目指したクリアグレーです。重厚感と軽快感で対比させて、実際にはクリアグレーの軽快感が強く打ち出されるようにしました。

クリアグレーと黒(光沢あり)。

参考にしたのはゴツい四駆でしたが、眉のカッティングが効いているのでメガネ全体としては現代のスーパーカーっぽい雰囲気になったと思っています。重厚感があり存在感強めですが軽快さが全て失われたということもなく、良い感じです。

2年ほど着用したフレームにも、黒マットの眉を乗せました。黒マットにするとあれですね、眉のカッティングのラインが際立ちますね。スッと左右に延びるのがよく分かります。それでスーパーカーみたいに見えるのかも。クリアや光沢ありのときは、ここまで正面視での眉のラインに目が向いていませんでした。

全部重くても軽くても良いですし、どこかを重くどこかを軽くでも良いですし、ぜひお好きにどうぞ。それこそ、上の2年着用のメガネは、眉がクリアグレーのときはライトブラウンのレンズでカッコいいなぁと思えたんですけど。黒マットにした途端、個人的には鮮やかな青とかで軽快さを足したいなと、結局バランス取りたいなぁとか思いはじめています。

 

はじめまして
ヴィンテージのメガネ

24.09.11

こんな感じのフレームをはじめて拝見しました。生地の中にピラミッドスタッズです。表面は平らです。ベースの黒が凸にピラミッドで、上からクリアが貼り合わせてあります。

断面が。黒とクリアの境界が波線になっています。

生地を作る段階で、めっちゃ手間をかけていますね。これには感動しました。

明日は休みます
営業案内

24.09.09

明日9月10日(火)は月例の眼科さん出張の為、店は休みです。

重い腰が軽くなった今日このごろ
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

24.09.07

テンプルを交換しました。ケーブルテンプルオンリーで展開しておりましたが、モダン付きのテンプルも作ってみました。とりあえず各1本ずつ製作です。

最近の90年代ブームだったりY2Kブームだったり、何となくざっくりの所感としまして、着想源が古ければ古いほどカッコいいというわけでも無くなってきたということでしょうか。それとも元気なアラフォーの実感のある最も古い着想源としての90年代〜Y2Kということなのでしょうか。個人的にこの流れは、あの頃のミニ四駆がトミカになったり、楽しいことばかりで嬉しいですね。

今回載せました枠無しフレーム、もう4年か5年前?の開発の段階では、まさに古いほどカッコいいという価値に則ることを目指しておりました。80年代のフレームのブリッジからサンプリングをスタートしまして、あれこれ変えながら、完成の雰囲気が30年代のアメリカの枠無しメガネになるように、近代メガネの黎明期にあたる時代のフレームになるように作りました。古ければ古いほどのルールですね。

それから4・5年経ちまして、むしろ4・5年しか経って無いんですけど、世の流れも変わってきておりますし私自身の感覚も変わりました。ケーブルテンプルじゃ無くても良いかなと思えるようになりました。プラスチックパーツがある方が90年代のツーポフレーム感があります。ヴィンテージっぽいガチ感が薄まってライトな感じが今は逆に良いのかなと。そのバンドが好きだからバンドTを着るのでは無くて、知らないくらいで着る方がなんか良いみたいな感じですかね。

余談ですが私は、バンドTは着たことありませんが2年くらい前のユニクロの黒のロックマンTは着ています。でも実は、ロックマンはやったことがなくて、ロックマンX以降しかやったことがありません。

 

まずご紹介するのはブリッジもテンプルもサンプラチナVer.です。レンズは小さめのボストンで、ヴィンテージっぽい雰囲気を完全に除いたわけでは無いです。

特にこの完成が見たくてテンプルの付け替えを行ったんですけど、パッドと先セルをクリアにするだけで、一気に清涼感が足されて良い感じなんですよね。この手法は今年の上半期で925のカットリムに施したあれと同じです。あれの反響が大きかったですし、私もあれはとても良いなと思っていました。思いっきりスコーンってめちゃくちゃ爽やかに軽快にしてしまうのもアリだなぁと、あれで感動したことをこのフレームにも活かしております。

 

K18YGのブリッジとサンプラチナのテンプルVer.です。パッドも金無垢で作っています。レンズの形を細長い、サンプリング元の形に戻しています。ということで全開に90年代〜2000年頭の雰囲気に引き戻したのがこちらです。金と銀のコンビが、バブリーな90年代感を引き立てています。

とはいえ、レンズサイズは元々より横幅で5ミリ小さく49ミリで製作しており、完全に90年代に引き戻す手前に仕上げております。今いる地点がアメリカやフランスの大戦前後のヴィンテージの復刻等々でたどり着いた地点であるということから、レンズが小さくちいさくなりきったところから、さて今後はどうしよう?ということを踏まえての判断でそうしてみました。

K18ローズゴールドのブリッジと、サンプラチナのテンプルのVer.です。

これは、開発時の玉型のままです。ボストンとティアドロップが混ざったような玉型で横幅46ミリです。

趣を変えて、クリアグレーの先セルにしてみました。クリアで揃えても良かったんですけど、ピンクにグレーってメガネに限らず良い感じの色の組み合わせかなと思いまして。ローズゴールドの落ち着いた雰囲気に合わせて、軽くなり過ぎない先セルにしてみました。

もちろん横もピチっと合わさっています。

この前のペルソールと同じで、クラシックに突き詰めるも良し、このモダン付きのテンプルでちょっとライトにするも良しですね。いかようにも出来ますから、あとはお任せします。

イタリアのワンデラ
ヴィンテージのメガネ

24.09.04

レンズを交換しました。元はG15的なグリーングレーの濃いレンズが入っておりましたが、ブラウンの濃いレンズにしました。フレームの色とレンズの色を合わせて、一眼のフェイスシールド感を足してみました。

 

在庫で寝かせておりましたが、セルの縮みでガラスレンズが食いついてしまい、コバが欠けています。それで交換した次第です。

ネジも頭が潰れていたので、切り直してマイナスネジを挿しました。見た目が変わらず直せました。

ついでに、ブリッジ周辺に何かしらの薬剤が飛んでプツッと尖っていたので、ペーパーヤスリで整えて磨きました。

レイバンのオリンピアン1DXみたいな、イージーライダーのときのサングラスのセル版みたいなデザインです。その感じを尊重してクラシックに合わせても良いですし、黒のバンドTにダボダボなデニムで今っぽく合わせても良さそうですね。

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