昨日見た映画zakki

19.09.06

その1。ゴダールの軽蔑。

とにかく、ブリジット・バルドーの尻という感想ですね。あの冒頭の。この感覚はあれに似てますね、バーバレラ。あれもオープニングの無重力脱衣が全てですから。

映画中に気になったんですけど、色で心を表しているじゃないですか?赤は興奮で、青は冷めてるみたいな。そういえば、どの箇所のソファーも真っ青だったなと。そうしますと気になるのは、みんなでイタリアに行って談話しているときです。通訳役とブリジット・バルドーが黄色なんですよね。ここもソファーはもちろん青色。青色と黄色は補色の関係ですし、すごく脳にズドンと映像が残っています。信号式に、青と赤の間という感情を黄色が指しているとして、それは何なのか。でも黄色って、割と元気で明るいはしゃいだ雰囲気のカラーなイメージがあるんですけど、そのシーンに全然そういう雰囲気はありません。女の人の黄色の感情ってなんだ!ってモヤモヤしました。難しいですね。

その2。トロン。

ディオールの服を見たときに、トロンだなと思ったくせにトロンを見たことが無かったので見てみました。1982年でこれだけCGを駆使していることに驚き。ネオン管が身体中に巡っているような衣装もカッコいいです。アラン(トロンの開発者)のメガネもカッコいいです。上手く言えないんですけど、全体の雰囲気が良いです。今に無い感じです。

軽蔑の後に、これを見ました。軽蔑で、女心の難解さを叩きつけられ、休日なのにもやもやとした気分になったので、ディズニーのSFでスカッと、男と女とかそういう主題はやめて、迫力があって楽しかったなぁと、晴れ晴れとした気分で一日を終えようとしたんですけど、まさかのまさかで裏切られました。油断していました。このパッケージをみると男女ペアがいますけど、もう一人メインキャラで男性がいます。最後の方で、それぞれ別のタイミングで女性がどちらにもチューします。もうね、おじさんは?が止まりませんでしたね。なんで?どっちにもチューした?どんな心持ちで?まさか、これが黄色の感情によるチューなのか?みたいな。ホントにビックリしました。

テンポが良くて面白いです。エンディングの余韻の無さも必見です。

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