アーカイブ:9月2017

50年代の日本の眼鏡
ヴィンテージのメガネ

17.09.30

完成です。ガラスのレンズを搭載しても良かったのですが、掛けられる方が、初眼鏡であるということもあり、プラレンズにしました。ただし、コーティングはもちろん通常のマルチを避けて、反射光が白になるようにしています。クラシックさを追求しました。

これくらい、フレームにパンチがありますと、敷物にも負けないですね。ストレートテンプルは、物としてはカッコいいですが、やはり構造上の難点があります。それをカバーするために、プラレンズを選定したのもあります。

オプチル
ヴィンテージのメガネ

17.09.30

枠入れ完了です。

サングラスはいつまで掛けるか?と、たまに聞かれます。私は年中ですね。冬も色付きの物をかけます。

眺めていると、フレームに対して最適な色味と色の濃さみたいな要素が見えてきますので、色のレンズをはめ込んでいきます。70年代のオプチルの枠は、やはり濃い色のレンズが似合います。レンズがクリアだと間抜けに見えるフレームも、色を入れると見違えます。

いよいよ何屋か分からなくなってきました
雑記

17.09.29

テーブルクロス的な物を頂きました。打敷屋さんからです。70年代80年代のポップな感じの中に、急に荘厳さがきました。最高です。

改めて、凄いものは大きさに関係なく全てを引っ張りますね。大きさは50×50センチくらいの面積ですが、完全にこの一枚が空間を全て引っ張っています。それくらい強度があります。

この柄とか煌びやかさもあるのでしょうが、それよりも、職人さんが作ったものの威力みたいなものでしょうか?物から出る圧が違いますね。

メガネもそういうものでしたら、メガネが全体を牽引するはずです。シンプルでメガネとしてベーシックであろうと、そのメガネの圧が強すぎて、全体の均整が崩れるはずです。そこが良くて、そっからまた積み上げることが再開します。その時に、ようやく調和が見え始めるのではないでしょうか。

ディスプレイ
目のことレンズのこと

17.09.29

店内で用いているディスプレイ。今回は店頭ではなく、お客さんの注文分です。

部屋にメガネを飾りたいという欲求が出始めたということは、メガネが単なる道具では無くなったサインです。この一歩は相当嬉しいですね。

磨き後
ヴィンテージのメガネ

17.09.27

生きているかどうかの様子見の来店が続き、滞っていたので連発します。心配していただき、ありがとうございました。

この前のフレームを、ようやくレストアしました。磨きと、デモレンズをはめ込んで型直ししております。

透かすと分かりますが、茶色よりもワインに近い色味です。50ミリの大きめのラウンド。フランス製。

女の子が着用したらいい感じだと思います。男は、もう少し小さいレンズの方が良さそうです。

嫁ぎ先決定
ヴィンテージのメガネ

17.09.27

おそらく、以前も紹介したはずです。50年代の日本のフレームです。

アメリカンヴィンテージを踏襲したデザインと、金色のリベットが上品です。あとは、ストレートテンプルの迫力と美しさですかね見所は。

あくまでも、物には相応の値段があるのでは?というような考えなので、希少さを強調して、強気な値段つけることも出来ず、かと言って一律で他と同じような値段をつけて販売する気にもなれず。日本の物で、この辺りのメガネは見たことが無かったので、自分もなかなか手放す気も湧かず。半年くらい悩んでいましたが、遂に旅立ちです。

なんだかんだ、良いところに収まったなと、そんな気分です。そうなってしまうと不思議なもので、早く渡したいと、既に心が切り替わってしまっています。

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

17.09.27

度数は低いものの、掛け心地を重視してプラスチックレンズを搭載しました。70年代のフランス。金張り。

特にレンズカーブまで指定せず、コーティングだけ反射光が白になるように選択をして古い感じを一層出してあげました。

透明感があって、非常に良い感じです。

今年も
雑記

17.09.24

お隣さんから20世紀梨を頂きました。多分昨年も、包みがカッコいいということで書いた記憶があります。天候のせいか、今年は小ぶり。

そして、本はお客さんからの頂き物。ありがとうございました。おそらくですが、店を開けてから、販売した個数より物を貰った個数が勝っています。すみません。

メガネが表紙です。メガネが表紙の本は、そう言えば少ないですね。グレート・ギャツビーは、新旧映画を見たことが無いです。どんな感じか楽しみです。

年齢を重ねてくると、ある程度、趣味趣向が固まってきますので、人から頂けるというのはお金がどうのこうのという側面もありますが、それ以上に自己の感覚が広がる感じがして心地よいですね。むしろこの頃は、貰うことでしか広がらないんじゃ無いかと思う節もあるのですが、それにしても貰いすぎなので、そろそろ渡す番だなと気合を入れております。

サングラスの見本
ヴィンテージのメガネ

17.09.24

フレームと同じくらいの色味、色の濃さで作るも中々良いです。今回は、濃度50パーセントの茶色です。

秋も冬も、ぼちぼち使えると思います。

磨き前
ヴィンテージのメガネ

17.09.24

50玉の細いフレーム。80年代も中々良いです。

今から磨いてみます。

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