今度の10日と11日、日曜日と月曜日に豊橋に出張販売に行きます。デリバリーメガネします。場所は、1年半居候させて下さったanalogさんです。店舗は休みとなります。ぜひ豊橋にお越しください。
また、それに伴って明日の土曜日は、事前準備のため18時ごろに閉めます。よろしくお願いします。
17.12.08
今度の10日と11日、日曜日と月曜日に豊橋に出張販売に行きます。デリバリーメガネします。場所は、1年半居候させて下さったanalogさんです。店舗は休みとなります。ぜひ豊橋にお越しください。
また、それに伴って明日の土曜日は、事前準備のため18時ごろに閉めます。よろしくお願いします。
17.12.08
フルビューの枠入れ。1930年代です。今回のお持ち込み品が面白かったのは、日本のメガネ屋から出てきたという、入手経路でしょう。
上の写真は、右レンズ(向かって左)が型直し後、左レンズ(向かって右)が型直し前です。共に鼻側がふにゃふにゃしていましたので修正しております。左右の形も異なります。当時はそれくらいの精度だったということでしょう。そのままレンズを入れるとみっともないですから、直した上でより形の良い方を片眼トレースし、反転させて左右に嵌め込みます。
ガラスのBR15%を入れました。
フルビューで気をつけたいのは、可動部、つまり智の部分の合わせです。もちろん、現代みたいに精度が出ているわけではありません。逆に、現行の加工機は0.05ミリ単位で正確に仕上げてきますから、その齟齬から上手くいかないところが生まれます。
ただのメタルフレームですから、他所で持ち込んでも割と受けてもらえると思います。ただし、フレームに負担をかけないように綺麗に仕上げるためには、まあまあ解消するべき問題はあります。無理矢理レンズを入れようとすると、大体ネジが舐めかかっているか、死んでいます。プラスチックレンズでも同様です。
17.12.06
ツーブリッジですが、カザールのツーブリッジにはナード感が1ミリも無くて良い感じです。
フレームの時代としては、90年に入ってからの物ですし、反射光の色までこだわる必要もないです。ただ、カザールに関しては、デモレンズの風合いを出すために、その辺をこだわるのも面白いです。あとレンズで味付けするなら、青色光カットのミラータイプ、青く反射するレンズを使いますと、やんちゃ感が増します。
17.12.04
持ち込み品です。ブロータイプのメガネです。
ガラス1.52のハードコートを積みました。今回、なかなか強敵でした。眉部分がねじ止めではなく、二箇所ともカシメてあり、眉部分が脱着出来ませんでした。フレームカーブが整えられない、穴を広げて眉位置をちょっと上げる等々も出来ない状況でした。
今回は偶然、度数が低くガラスの球面設計を採用なので、フレームカーブとレンズカーブが大体同じようになり、綺麗に収まりました。ただ、レンズサイズの見極めは目視が困難なので苦労しました。
また写真の通り、セル部分の迫り出しが多く、レンズがフレームに干渉しやすかったです。今回度数はs-1.00 程度ですが、それでも干渉しておりました。眉パーツの溝にレンズが入らず、多めの面取りで何とか嵌め込んでいます。
基本、今は加工機が優れているのでレンズを削る・枠に収めることなら誰でも出来ると思います。ただ、綺麗に入れようとすると、それなりに苦労します。
おそらく、このフレームの時代は凸レンズ(老眼)の方が、メガネの処方としては多かったのではないでしょうか。凸レンズは縁が薄くなるので、眉部分との干渉は考えなくて済みます。
今回のように凹レンズ(近眼)の場合は、縁が厚いレンズになります。ですから、当時よりも縁が厚いレンズを入れようと考えますと、それなりの工夫が無ければ、もちろん綺麗に収まらないわけです。こういう干渉が起きたまま使い続けた場合は、大体フレームが負けて端が欠けるか、レンズにチップが入るか、どちらかがだいたい起こります。
17.12.04
合理と書くくらいですから、理に合っている、もっと分解して
・理は何を指すか
・合うとはどのような状態を意味しているのか
の二つくらいが、真っ先に気になります。
ちょうど、いい言葉が思いつかないなぁというタイミングで、前述の本で「合理性と能率性の混同」が指摘されていて、いい表現だなと思いました。
思うに、混同というよりはむしろ、ムダを省くことだけが合理的であるわけではなくて、それは論理で照らした合理性というだけであり、合理性の一側面でしか無いという感じの考えです。辞書的な意味の合理性は、「道理に合っていること」ですから、そもそも合理性を説明するのに際して、道理という範囲の広い言葉が使われています。よって、おそらく合理性の範疇も広そうです。
高校の同級生に、何年か振りに会いました。話す内容や、その結末から伺える価値判断の基準を察するに、単純さに重きを置いた合理性でした。この10年で何が異なり、そして合理性に対して姿勢の違いが生じたかは分かりませんが、自分が合理性から逸脱したという感覚は無いですね。合理性を違う側面でも見るようになったのか、はたまたこの10年で「理」の質が変化したということだと思います。それが良かったのか悪かったのかは、これからの10年くらいで測られていくような予感がしています。
17.12.01
上がヴィンテージのメガネ、レストアが完了した商品です。デッドストックでも、型崩れ、かすれ、傷、汚れ等々があります。それらを検品してから販売しております。
下は、また入ってきた商品です。ようやく上が終わったタイミングで、またまた入ってきました。
もうレストアが追いつかないです。ご覧いただけますが、輝きが足りないかもしれません。その場で直して、イメージしやすいようにします。何卒ご容赦下さい。
17.12.01
ヤカン買いました。乾燥対策です。これで、ちょっと居心地良くなったと思います。
今日から、吹上で骨董市やっています。名古屋へお越しの際は、ぜひブルバキにもお立ち寄り下さい。私も日曜日には、店のオープン前に吹上に行くと思います。