カテゴリー:雑記

つえー
雑記

20.09.09

ユニクロの雑誌、第三弾出てました。

何でもかんでも「3」というのはキーですよね。三度目の正直、二度あることは三度ある、三日坊主とかとか…。英語も、3つ以上は最上級で一括りですし。

それで、この第三でしたが、一番強かったです。正直、面白いです。業界違えど眼鏡も同じ構造ではありますから、蹂躙されるかもという不安は常にですね。大きくて強い。

リニア
雑記

20.09.02

前に順序のことを書きまして、あともう一個好きな食べ物が云々と書いていまして、思いついたので追記です。

食べ物で無くても、せっかく眼鏡屋だから好きな眼鏡でも良いんですけど、多分食べ物の方がされる質問としては一般的だと思うので、共感しやすそうな食べ物でいきます。好きな食べ物を一列に並べて、好きオブ好きが決定出来るかどうか、という話です。食べ物を好き嫌いでまず仕分けします(好きでも嫌いでも無いの処理に困る場合は、一旦無視です)。嫌いな食べ物たちという集合よりも、好きな食べ物たちの集合の方が自分にとって上位なのは自明ですが、じゃあ好きの中で、どの好き同士でも比較出来るかどうか、これが問題になってきます。パッと順序と言われると、非常に取扱いやすく理想的などのそれぞれも比較可能な、まさに一列に並べられるような順序がまず思い付きますが、それはまあまあレアです。

よっぽど小学校や中学校の算数や数学が強力で、順序づけられるものに対しての計算などの処理で順序構造に慣れてしまうのか、逆に何でも順序がつくという感じに思っちゃいますよね。思っちゃうというのか、無いならつけたくなってしまうという感覚でしょう。

それと交換可能性も、順序と同じように思います。例えば、2×3と3×2の結果は同じ6です。それはそれで良いんですけど、現実世界は交換可能なことってまあまあ少ないですよね。風呂入ってから服脱ぐのと、服脱いでから風呂入るのでは、結果が違いますからね。それはそれで、そういう非可換な数学もあります。


雑記

20.08.30

ちょっと前に書きましたが、嫌いを克服したと言うのか、そもそも嫌いなるに至る、積極的に中身を知るプロセスを経ずに、なんとなく風潮に従って何となく嫌いっぽいくらいな感覚でしたから、克服でもなんでも無いことかもしれません。眼鏡とか、服とかの領域でよく使われる「ブランドが嫌い」という感覚に近いかもです。どの具体的なブランドにも自ら近づくこともなく、何となく大きいものを嫌ってみるみたいな、あれに近いです。

それで、アレコレあって嫌いでは無いと判明したわけですが、好きかと聞かれるとそういうわけでもなくて、いや、そういうわけでも無いわけでも無いんですけど、好きすぎてモジモジして「いや、別に、好きじゃ無いし」という感じではなく、好きな作家を尋ねられて咄嗟に名前が出るくらい好きでは無いのかもしれないという感じです。ここで、“かもしれない”という表現を選んだのは、例えば好きな食べ物は年に1回か2回尋ねられることはありますが、好きな作家を尋ねられることは年に1回あるか無いかでして、まだ村上春樹さんを読み始めてから他人に好きな作家を尋ねられたことが無いからです。咄嗟に名前が出るのか出ないのか、まだその場面に遭遇していないからです。面倒な紆余曲折を経ましたが、一般的には好きで、そういうことで良いと思います。

しばらく小説を読んでいませんでした。休業中にみたヤフーニュースに上がっていたので買いました。それで、いま読み終えました。

短編集です。はじめの『石のまくらに』なんて、始まって6行で合体(した事実)が書かれていまして、このお得意の手法を槍玉にあげたいのならば、始めからどうぞ好きなだけ叩いて下さいの精神が垣間見えます。いきなり1ページ目で差し出されます。要は、007みたいな感じでお決まりの、ということなんでしょうけど。私も、そうやって納得させて、過敏に反応しないようになるまでに時間が掛かりました。

今回の短編集に収められている『ヤクルト・スワローズ詩集』では、その手法を自虐的に持ち上げていまして、男女の関係で喩えようとするのを自制しています。その辺まで自在となりますと無意識っぽい文の部分も、隅々まで意識が及んでいそうですね。

その『ヤクルト・スワローズ詩集』の最後、149ページに多大なる共感を覚えました。あぁそうですね、ブルバキも黒ビールです。すみません、しかも黒ビールしか無いです。この自覚も、ブルバキの黎明期には無かったですね。

明日から
雑記

20.08.24

今年は、守破離でとりあえず警報出たら休んでみて、来年からどうしようかなと、次の年から自己判断のオリジナルを加えていこうと思っています。

てっきり、今年は甲子園はやらないものだと思いこんでいました。なので休み期間中、テレビをつけたときに目に飛び込んだ、甲子園ぽい甲子園では無い何かに拠って生じた動揺、つまりブルバキは休みすぎか?という迷いも実際はありましたが、なんとか無事に休みきりました。

ところで、野球でも何でも、コンビニスイーツでも良いんですけど、順序ってつけたくなりますよね。ならないですか?どうです?

この順序という考えは、「どういうときに順序がつけられるか」みたいなことを考えると面白いです。つまり、いつでも順序がつけられると思ったら、そうでも無いです。

例えば身近なところで、グーチョキパーは三つ巴で順序がつかないです。だからこそジャンケンが成立すると言われたらそれまでですが、わたしは感動した記憶があります。順序がつかないのも悪く無いなと。

それで順序がつけられる場合、それぞれを比較することが出来るようになります。これが、どの2つでも出来るようになると、全部をピンキリで一列に並べることが出来ます。詳しく立ち入りませんが、気になれば半順序・全順序で調べてみてください。とにかく順序は、なかなかつかないということです。順序がパッとつく構造とかカテゴリーとかは多くは無いです。なかなか順序がつかないからこそ、世の順序にはエイヤっという部分が大体あります。テレビのコンビニスイーツのランキングで言えば、「店員さんが選んだ」とかです。そして順序がパッと付きづらいのであれば比較も、そうは出来ないことに思い至ります。例えばヴィンテージの世界では、年代がそうです。古ければ古いほど強いというエイヤっがありまして、それを基に比較をしている場合が多々です。

8月の休業に入る前に、なぜか、創業から今までの流れをお話しする機会が多々ありました。とは言いましても、ブルバキもまだ通算で4年半ほどですから大したことも無いですが。

創業のときは、壮大な勘違いからスタートしました。そのときのブログも残してありますから、なんとなくニュアンスが判っていただけると思います。簡単に言えば、自分の尺度で順序をつけて、自分が一番正しい、世のメガネを正していくぜっ!みたいな、青臭さです。そういう精神じゃないと、一から立ち起こす気概が湧いてこないのは間違いないですが、いまとなっては恥ずかしいですね。

感覚的に、おそらく、順序がつかないことの方が多いですよね。世間は。営業する中でそれは本当に痛感しました。そして、順序がつかないということは、ずっと整理がつかずにフワフワしているということです。どうしても人間、どっちかに決着をつけたい、つまりはスッキリしたいわけですが、世間はそれをさせてくれないです。大体、(自分の尺度では)みたいな但し書きが、成立する為の条件としてくっ付いてきてしまいます。

そうしますと、困ったことに自分や自分の店やらが尖っていない、何かしらに特化していない感覚に陥りまして、何となく行き詰まった気分になります。実際なりました。むしろいまも残っています。そうかと言って、単純に戻る、何かをダシにして突いてみることも何だかなぁと気付いてしまった以上、出来ないわけです。

それで、始めの写真の本に戻ります。今回の休業中に何とか読みきりました。10年ほど前に買って、殆ど理解できず終わった記憶があります。このシリーズにしては珍しく?全然入門になってない気がします。

この本に出てくる「いわゆる独我論」を創業のときの自分に、「いわゆる実在論」を世間に豊かさがあるなぁと思い始めた自分に重ねると、ぼちぼち理解しながら読めたかなと感じました。もちろん、心の整理の手段までは教えてくれない、そんなものは自分で編み出すしか無いのですが、相当手がかりになった気がします。

休業中に唯一読んだ本は確かこれです。人にアレコレお話ししながら、自分も店のことはまだまだ迷走中ですから、ヒントになればと時間のあるうちに読んでみました。ということで、何か始める方にはオススメです。

明日から再開します。

盆休み中
雑記

20.08.13

年代ごとに、思い出の絵本が違うかもしれません。この、『きんぎょがにげた』は、30代は通ってきた道なのでは無いでしょうか。多分あとは、腹ペコあおむしとか。きんぎょがかわいくて、一番好きな絵本だったかもです。買ってみました。

冒頭からクライマックスの始まりです。いきなり金魚が逃げます。今のハリウッド映画みたいな展開です。

今のところ、方々から頂いた絵本が2冊。私としては、子どもには同じ道を踏まないように、なるべくオーソドックスに、波風立てずに、と願ってはいるのですが、周りの期待が異常に高いですね。ということで、私のパッと思いついたthe絵本を加えて、バランスとってみました。

休みに入る前にパーフェクトガイド的な一冊も買っています。製作前の、意気込みとか意図とかが割と詳しく書いてあるので面白いなと。こういう思考が結果、こういう形になるんだなと感心の連続です。そのうち店の待合に置いておきます。

眼鏡不在
雑記

20.07.31

ヤフーのトップに、各業種のコロナ対策ガイドラインありますよ的な政府広告が出てきまして、まさか!と思ってpdfを覗いてみたら、そのまさかでした。やっぱり眼鏡が不在でした。近いところで補聴器は出してましたけどね。

公益社団法人 日本眼鏡技術者協会というのが、眼鏡業界ではまとめ役としてありますが、技術面のサポートで運営はお任せというスタンスかもです。どうなんでしょうかね。

今年は、入り口も窓も開けっぱなしでエアコンを入れています。ちょっと前に矢場町にあった、old navy スタイルです。

一応経営計画的な
雑記

20.07.27

たまたま、この4連休は休んでしまおうと決めておりましたが、雰囲気的には正解だったのかもしれませんね。真ん中1日だけ開けた金曜日の様子しか知りませんが、街は静かでした。

例年ですとそろそろ、来年の準備をする頃でして、その前にどうしてもこの本を読み切っておきたいということで休んで一気に読み切りました。昨年に読んで、今年で2回目です。

気が付けば、周辺にサンプラチナのメガネが増えてきました。ブルバキとしては、自身の脳みそだけでは、ヨンプラチナでも始めちゃおっかなーくらいのオヤジギャグしか思いつかなかったので、本にすがりました。

ほとんど今まで通りですけど、ブルバキである私が、自分のところの商品の認識を改めることで、むしろ改めるだけで、あれこれ変わる事もあるでしょうから、まずそうしてみました。

癖になる
雑記

20.05.13

キリンレモンのコマーシャルにハマりました。あまり気に留めていませんでしたが、アレって歌詞がしっかりあるんですね。今回のバージョンから足したのでしょうか。

コマーシャル最後の「晴れわたろうよ」の部分が良くて、晴れわたるなんて「晴れわたる空、広い海…」的な物語の導入でしか聞かないなと、日常会話で「晴れわたろうよ」なんて使ったことも無いんですけど、晴れわたろうよって何だか良いですね。日常で使わないからこその、歌詞にした時の程よい違和感が素敵でした。

急展開ですが、緊急事態宣言が解除されるかもということで、店をどうしようかなと。それこそまさに、解除されたところで気持ちが晴れわたるとは限らないんですけど、程よく戻していかないとですね。

いずれにしましても、今週末は休みにします。昨日の眼科さんの出張で、お陰さまで加工がパンパンに入ったのと、すでに週末に受け取り予告を頂いているので。

(営業再開まで、あと(未定)日)

オールドスクール
雑記

20.04.27

色々分からないことだらけなので、こういうときは尊徳先輩に教えを請うしかないです。

創業する前の暇な期間に、一回読んだきりでした。いまは二回目、本の半分くらい読んでいます。

構成が数学的と言いますか、全て分度と推譲で説明がつく感じがします。行き詰まったとき分からないときは定義に還るというのが数学の基本なんですけど、その構造に近いです。つまり、どの項目も肝は分度と推譲でして、具体的な行動としては倹約となりますから、自分に厳しい経営学です。この期に及んでまだ倹約かと、無いものをどうしろと、、、という感じも受けます。けど倹約です。

回復は外から取り込んで行うのではなく、内からまず回復せよというのも、なるほどなと今の状況だと励みになります。寒いときに服を重ねてきても、体調が悪ければ、体から熱が発せられなければ暖まりませんよと、そういうことだそうです。体の例だと納得しちゃうんですけど、現実はどうなんでしょうね。

久々に、店で月末の締め作業していたんですけど、ぼちぼちりんりん電話が鳴りました。つい勢いで取っちゃったんですけど、次からは休業中はとらないつもりです。メーカーさん等々は個人ケータイに掛かりますし、銀無垢以外のお渡しは無いですし、そこそこメーカーも休みに入ってしまって、相談を受けても解決に着手出来ないので、また再開したときにお願い致します。

(営業再開まで、あと11日)

マズロー
雑記

20.04.21

社会がこんな感じのムードに包まれたなか過ごすのは初めてですね。まさに、この前見た『ニーチェの馬』の世界を我々は生きていますね。

今の状況を、それぞれの方がどの程度怖いなあと感じるかにもよるんでしょうけど、マズローの欲求五段階説の、生理的欲求や安全の欲求が崩された感はありますよね。また、災害のときと違って、何かがボコーンと起こって、そこから切り替えて復興していこうという気概が生まれるのではなくて、ボコーンと起こってはいけない状況で、喪失するかもしれないということに怯え続けるというのも、なかなかしんどいものがあります。

ブルバキが休みますとなって、吹けば飛ぶ程度の規模の店ですから、まあまあ皆さんに心配してもらったんですけど、、、ありがとうございました。その反応欲しがりました。

それで、ネット販売始めないの?と、よく聞かれました。今のところ、始めるつもりは無いまま休業中です。その理由が、さっきのマズローの話でして、欲求の土台の階層が崩れたことに対してのアプローチが、販売経路の変更で十分なのかという点、いまのこの状態で承認や自己実現の欲求に関わるメガネの消費を刺激して良いタイミングだっけ?という問いが自分の中で上手く整理がつかないので、そのまま休みました。もたなくなったら、しれっと店を再開するかもしれませんが、そうすぐはお客さんの来店も回復しないと予想がつくので、どちらにしても世界は『ニーチェの馬』でした。そこに希望はあるのか。とにかく今は、黙ってジャガイモを食べるしか無いです。気になったら『ニーチェの馬』をご覧ください。

そういえば、名古屋市の休業補償の対象が発表されていましたね。やはり眼鏡店のカテゴリー分けがありませんでした。いずれにしましても、例えブルバキが古物や雑貨に振り分けられたとしても、結構床面積が大きいところしか補償は無いので、初めから無いものと思って休業を決めたのは精神的に良かったです。

資料をよく見ると、床面積に関係なく交付される対象にアダルトショップがありまして、ヴィンテージ眼鏡ってオトナの人にしか販売していないから、そうかそうかつまりブルバキはアダルトショップだなと、そんなことも考えながら休日を過ごしております。おかしいのは元々で、心はまだ元気ですよ。

(営業再開まで、あと(未定)日)

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