検眼の歴史megane

18.04.06

「検眼の歴史 丸ビル四十年 小川守三著 東京眼鏡院出版部 1967年」

流布している年代の判定法の信頼度をあげようと思っていまして、この手の本をぼちぼち集めています。当時の検眼や屈折異常の把握、それのアプローチを知ることで、それがメガネフレームにどの程度影響を与えているか判断できると考えています。

やっぱりそうだったんだなぁと思ったのが、冒頭の写真です。31ページのメガネ枠について言及している部分。

PDとFPDを一致させることを意図した記述があります。(目と目の距離と、フレームのレンズの中心間距離を合わせる)

とくに、ちょっと前にブログにも書きましたが、パリジャン型(今で言うウェリントン)の44ミリのカットレンズがあったことと、この文章の手順から察するに、PDとFPDを合わせてフレーム選びを行い、その後にカットレンズを嵌め込んで販売をすることもあったのでしょうね。

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