ついに出会えました。HOYAの729でした。およそ8年ぶり。
8年前は銀色の物で、銀色は金張にロジウムかパラジウムのメッキになります。最終仕上げがメッキになるので刻印がありませんでした。
今回はYGとPG(ちょっと分かりにくいですが)で、14K[40]の刻印があります。台紙もついておりまして、日本製でした。造りが同じなのでエッセルのフランス製だと思っていました。この構造の日本製だと、GP刻印ありのメッキはよく見かけます。金張の日本製もあるんですね。切り替わりの時期なのか、このモデルは日本製しかないのか定かではありません。
8年前は、背に腹はかえられぬということで販売してしまいました。今のところ見てきた全エッセルホヤの中で一番好きです。全ヴィンテージメガネのメタル枠の中で一番好きかも。少なくとも個人的にはカザールの250と甲乙つけ難いくらい好きです。
レイバンへの近さも感じます。男らしい強いツーブリッジ感があります。一方で、レンズからレンズへ細くて流れるようなデザインが綺麗です。下の枠が無いナイロールの構造のおかげで、非常に軽やかな印象も併せ持っています。アメカジっぽいし、モードな雰囲気もいけそう。金張で程よい光沢もあるので、スーツもいけそう。細く、飾りが一切付いていないので仕事もいけそう。