読んでいる本zakki

25.08.13

いまはこれ。ぼちぼち読み始めています。

増補部分、はじめの100ページくらいの『講義編』が全体の要約みたいになっております。まだ全部読んでいないので、という予測です。

講義編の調子が良かったんですけど、本編が始まってからが、やや足踏み。もともと1991年に書かれた本らしく、ポストモダン的な影響を受けているのか、影響も何も無意識なのか、ちょっと難しい雰囲気です。正直、挫折しそう。

ソーカル事件が95年で、この本の増補版が2001年です。講義編はソーカル事件の影響を受けてなのか、講義ということで分かりやすく力み過ぎずという判断が入ったのかどうかは分かりませんが、同じ人の文章かな?というくらい雰囲気が違います。

良い時代だなぁと思ったのは、本を読んで知らない人(浅学なので知らない人だらけ)が出てきても、パッと調べて作品もある程度パッと見られますし、音楽も聴けることですね。クリスチャン・マークレーという方の音楽から話が展開する章があったのですが、試しにYouTubeで検索したらちゃんと動画が出てきました。そういうのがあるのと無いとで、理解が全然違ってきますからね。

引用とサンプリングが異なる行為というのは、この本でなるほどって思いました。

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