柳に雪折れなしvintage

23.03.11

エッセルホヤのツーブリッジです。

私はいつもレールと呼んでいましたけど、HOYAの資料によると、異形線と呼んでいました。

1978年7月号。

 

結構多くのモデルが、この異形線メガネの構成のメインに持ってきています。異形線にレンズをぶら下げるような形式のフレームが多く、ぶら下げる際に糸でつる(ナイロール)方式を採用しているのが特徴です。

単に立体感を出すために、異形(五角形)にしているわけでは無く、正面や上から加わる力に対して、曲がりにくい特性があります。

ある特徴に自分なりに真理の一端を見出して、そこから気がすむまでひたすら繰り返している感じがエッセルホヤからは感じ取れます。トム・フォードのメガネの、フロントからテンプルに伸びるTマークも天才ですし、あれも続けば続くほどカッコいいですよね。例えば違う業種だと画家の方もそんな感じを勝手に抱いているんですけど。みんな飽きたかもしれないけど、俺はまだ気が済んでいないぞ!と。そういう姿勢に憧れて、自分も銀無垢ではひたすらテンプルエンドはバチ先で統一しているというのはありますね。

模擬接客がおしゃれ。柳に雪折れなし。使います。

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