色違いvintage

20.02.15

エッセルのarcです。色違いで3度目です。毎回、仕入れの国が違うので、この国もこの国も同じの入れたんだなと、そういうのが掴めるのは面白いです。

でも、今回が一番カッコよかったですね。配色が。メガネとしては掛けづらさも出ているんでしょうけど。金×グレーで、グレーは光沢のある、ビロードみたいな、ブルバキでよく登場するあの生地感です。デモレンズがなく、型板もないので前回の自作の型板からトレースしてレストアしました。張り切って、見本を25%濃度の茶色にしてみました。

サーモント特有のおじちゃん感が薄いです。スペースエイジのとにもかくにもカッコいい感じが付加されています。モード感と呼ばれる感覚の曖昧さと範疇の広さに甘えれば、そのモード感がある気もします。

フロントとテンプルが分断されていないので、とてもダイナミックです。朝ドラのスカーレットで、ある登場人物が芸術に触れると「曲が聞こえる」と台詞で言っていましたが、あれ、何となく共感します。これなんかは、ビューンって頭で鳴ります。この瞬間、ブルバキである私の程度の低さが露見しましたね。ただビューンって。まあ、でもビューンです。

生地の縮みも少なくて良好です。比較すると、色の違いによる軽やかさの差が判然とします。

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